一体感!楽しかった2024.02.15@新宿FACE

仕事詰まってて無理ーと思ってチケット買ってなかった「吉野正人プロデュース興行 一体感“The First”」。
選手の皆さんのつぶやき見てたら居ても立っても居られなくなり、当日券で飛び込み観戦してきました。

当日券どこで買うのかわからない問題

イベントの画像は回っているものの、当日券をどこで買うのかわからない。
ネットで買えるのか?現地なのか?

問い合わせのメールしようかと思いましたが、ドメインがgmailだったので、こりゃ当日のバタバタで返事するような体制ではなかろうと勝手に思い、悩むことしばし。

タイムリーにリングアナウンサーの富山さんのツイートで17時から現地販売ということがわかり、いそいそと仕事場を抜け出して新宿へ。

ビル前の大量の外国人の方がみんな当日券組かと思いきや、上の階のモーモーパラダイスの開店待ちだそうで、難なく当日券受付に。

スタッフの方に「南にしますね」と言われ、それどこと思いつつチケットを拝受。

時間になり中に入ると、前にのぼりが張ってあったので、南とは正面席のことなんだなと、当日券のスタッフの方のお気遣いに感謝。

お客さんは、まあGLEAT見たの4回だけだけど、それより少し年齢層は高めだったかもしれない。
吉野さんはSPEED STARという二つ名?をお持ちの選手だったようで、そのTシャツ姿の方も。
盛況っぷりに、人気の選手だったんだろうなと私のようなプロレス観戦新参者からも想像がつきました。

吉野正人さんのあいさつ

吉野さんは画像通り?のお方で、スーツ姿で登場。
プロレス見始めてから気づいたんですが、プロレスラーは肩と胸板がしっかりしてるのでお洋服が似合いますね!
顕著なのがスーツです。
この日の吉野さんは、太ももゆるめのテーパードパンツを少し短め丈の今っぽいシルエットで着こなされていました。
メンズファッションは基本的なことしか知りませんが、スーツ、いいぞー!とニヤニヤ。

会場はすでに盛り上がっていて、楽しいイベントになることを予感させました。

第一試合 T-Hawk&エル・リンダマン vs 石田凱士&山村武寛

石田凱士選手(左)とT-Hawk選手(右)。T-Hawk選手のこの衣装良い。

ちょうどGLEAT見始めたときは山村選手はまだDJで、誰と復帰戦やるという話が出ていたことがありました。

その時は、鬼塚選手も石田選手が名乗りを上げて、どちらが相応しいかとかそんな内容。

私はその時は「プロレスラーは同期とかに思い入れあるんだな~」と俯瞰ぎみに見ていたものの、4年も復活を信じる忍耐力と、そこからの復帰戦がいかに大切なステージで、参加して祝いたい人がいるんだな~ってことは理解。
実際の復帰戦は石田選手が圧勝してたけど、素人目にもわかるほどのエール感がよかったな〜。

と、そんなふたりのタッグはどんな感じなんかなと。
相手のT-Hawk選手とリンダマン選手は、同じユニットだし安定感がありそうです。

いざ試合が始まってみると、T選手とリンダマン選手が山村選手をボコボコにしてて、同じユニットだからこそ甘えは許さんぞ、なんでしょうか。

T選手、最初の3回見たときは、わりと見た目通りのスマートなプレイスタイルなのかなと思って見てましたが、2月2日のチーム戦でガンガンお客さん煽ってるのを見て、思い違いかもしれないと感じ始めていました。

この日も、なんかオラついててよかったです。あ、オラついている人は苦手なんですが、品がいいのでカッコよかったです。
T-Hawk選手はチーム戦のときのほうが楽しそうに見えるんだけど気のせいかな~。
笑いがある選手も楽しいけど、T-Hawk選手みたいに融通きかなさそうで(※イメージ)熱い選手も素敵ですねえ。

リンダマン選手は小柄な方だとしばらく気付いてなかったくらいのムキムキボディ、そしてお話もプレイも安定感がすごい。28歳と知って驚きました。
プロレス界だと28歳は中堅なんですかね?
試合中にときどきニヤッとしてるのもいいし、でっかい人に負けてないのもいい。
お話も上手な方なんですけど、煽ったりしても嫌味がないのがいいな~と思います。天性のワードセンスが良い方なのかな。

T選手と石田選手がやりあうのを見てみたいな~とかねてから思っていたんですが、この日はあまりにも15分で短すぎて、引き分けで終了。もっと見たかった!

石田選手と山村選手の何かってのは特に感じられなかったかなー。バックステージインタビューくらいは一緒でもええやんと勝手に思ったりw

第二試合 河上隆一&ドングリー藤江 vs 井土徹也&鬼塚一聖

キラキラの衣装がお似合いの井土徹也選手

振り返ると、一番あまり思い出せないのがこの試合。
もちろん見ている間は退屈なんかしていなくて、一体感がある試合だな~と思って観ていたんですが。他が濃すぎたのかな~

新鮮な組み合わせのはずが、私が新しい要素を見つけられなかったのかもしれません。
また観戦数が増えたら、今の段階では見えなかったものが見えるんだと思います。

吉野正人&CIMA スパーリング

決して吉野さんが正座しているところを撮りたかったわけではないんですが、CIMA選手のエアロビ的なテカテカのスパッツが面白すぎた

何度もスパークリングと書いてしまう。
スパーリングってなんだろう、合同練習とかするのかなと思っていたら、全く違ってました。
これは試合じゃないの?というくらい、普通に緊張感しかなかった。
この動きの速さがスピードスターなんだなと思ったり、ベテランのCIMA選手は手を緩めてる感じもないけどなんか嬉しそうだし。
審判の方は、吉野さんがレスリング習ってたときの先輩?だそうで、そんなサイドストーリーも。

CIMAさんが普段のフリンジスタイルじゃなくて、テカテカの青のスパッツ姿なのが新鮮でしたね。

セミファイナル Sareee&田中きずな vs 高橋奈七永&優宇

4選手どなたも良すぎておばちゃん涙目

女性の試合は見慣れてない時に少し見ただけで、なんかキーキーしてる間に終わってた印象しかなかったんですが、この試合はとても良かった!

まずはSareee選手ね、田中選手を引き上げようという心意気やすごし、しかもプレイも力強くてカッコイイ。

そして対するセブンアップさん?は、ヒールなのかなと思ったけど、というか未だになぜプロレスではヒールという役割があるのかわかってないけど、礼儀正しくて爽やかさが眩しすぎた。力強くてさわやか、清々しい。

で、田中選手、たぶん経験も一番少ない方なんですよね。
もうダメかなー…と思うとSareee選手のサポートや激励を受けて、くそ~~って何度も立ち上がるんですね。
健気…という言葉はプロレスラーの人にとっていい言葉なのかわからないけど、なんか見てたら本当に泣けてきちゃいました。
私は子供とかいないけど、たぶん遠縁のおばちゃんくらいの気持ちにはなっていたと思う。
女子プロレスも面白いのかもしれない、と思わせてくれた試合でした。

メイン試合 田村ハヤト&安齋勇馬 vs 鈴木みのる&KAZMA SAKAMOTO

メキシコの魔女っ子、KAZMA SAKAMOTO選手。目の下のクマみたいなのを描いてるのは何故なのかずっと考えていたんですが、めちゃくちゃ童顔でかわいいお顔だから怖そうにしてるのか?という仮説にようやく至った

プロレスファンには不届きものと言われそうですが、鈴木みのる選手のことも安齋勇馬選手のことも知らず…。GLEAT勢は、チャンピオンの田村選手と、私のパートナーが推しの「メキシコの魔女っ子(私が名前を覚える前に勝手につけてたニックネーム)」ことKAZMA SAKAMOTO選手。

全体的に大きい人たちの戦いな感じはしたのですが、写真を見る限り年齢差があったので、気鋭の若者におじさんがボコボコにされたらどうしようと思ってました。本当にすみませんでしたm(__)m

蓋を開けたら、鈴木みのる選手の独擅場…といってもよかったのではないかな? スゴイ存在感に誰よりも荒ぶるプレイで、視線独り占め状態でした。
KAZMA選手も、私はバルクオーケストラで4回ほど見た限り、前に前に出たいタイプの人が多いユニットの中で、きっちり役目果たしますよ~ってバランス型のタイプの人なんだなと思っていましたが、鈴木選手の勢いに引っ張られる感じで?いつもよりワイルドな印象。
というか、この人ホントはすごく強いんだろうな~と思っていましたが、あ、やっぱりそうなんだなと確信しました。

最終的には田村選手と安齋選手が勝ったんですが、試合に勝って勝負(というか鈴木選手?)に負けた感もあるのかもと思ったりしました。

鈴木選手は「田村?グレイト?何それ」的な煽りマイクをされていて、グレイトは新しい団体っぽいので、奮起を促すというか喝というかエールなのかなと感じました。

プロレスのチケット代7700円+ドリンク代500円。エンタメへの投資は衣食住と違って、満足度=その人にとっての絶対価値になるので、難しいですよね。私は完全に満足。しばらくこのイベントのこと考えてたくらいだから、もはやお釣りいただいてるんでは。明日からも頑張って働こう。

本当はあと5倍くらい書けるんですが、よくプロレスわかってない素人が書く観戦記って、読みごたえあるように書けないですね。
「へーっ、GLEATってそんな面白いんだ~」って思ってもらえるようなものがいつか書けるといいんだけど。

まああんまり考えると書くのが苦痛になるので、しばらくは深く考えずにだらだら書いてnoteの使い方を学ぼうと思います。

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