考え事 1/4
言えないことばかりが溜まっていく。これは言えて、これは言えないを、人と会うたびに選別している、そういう日々に飽きている。洗濯物は溜まっても干せばいいし、埃は溜まっても掃けばいいんだけど、言えないことが溜まったら、どうすればいいんだろう。日々を重ねれば重ねるほど、言えないこととか、言えない人が容赦なく増えていくので、それが、夜が来ることが怖い理由の一つであるのかもしれない。
善くあることは、ある意味で強迫観念です。だからこそ、一回崩れたら雪崩のようにどこまでも崩れていく。この人の前では善くあろうという私が、もう何回も崩れていて嫌だなー。
恋愛対象でない人から、あからさまに性的に消費されるみたいなことが、最近多くて。こういうことはポップに言えば、モテるということだと思って、人に話す時に「変な人からモテる」なんて表現をよく使ってしまうんだけど、唐突にポジティブな意味を含んでしまって、上手く伝わらない。別に怒り狂うほどのことでもないし、悲しみに暮れているわけでもない。ただこのちょっとした虚しさに、暗くなりすぎないように共感してほしかったりする。言葉はやっぱり近似値しか取れない、弱いなーとやるせなくなる。そういえばこういうこと、最近多いな。人とうまく関われていないんだなと気付かされたりしている。今。
いろいろな人から、あたたかい言葉をもらうことがたくさんある。数で張り合うつもりはないけれど、たぶん私はとくにそういう恵まれ方をしていると思う。ことばを使う人が、友達に多いと思う。でもたぶん、それをすべて受け止めきれていなくて。悔しいな。あたたかい言葉は、愛のシャワーだと思います。ちゃんと全部浴びているということ、受け止めたということ、ちゃんと伝えていない人たちへ、ごめんなさい。
未払いとか不摂生とか無理とか非道いこととか、いっぱいしてる。打ち消したい。