ふんばろう2

クラウドファンディング100%達成前でも必要な人に支援開始できる仕組みとは?投票で活動の応援もできます

通常のクラウドファンディングは、100%達成となってから支援金を受け取り、活動を始めます。

ですが、100%達成になっていない状態でも、サポートの量を確認しながら活動を始められる

「必要な人に
必要な支援を
必要な分だけ」

あなたの支援したいという気持ちを
支援を必要としている方に直接届けます。

という活動をしている団体があります。まずは手っ取り早く分かる動画から。

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スマートサバイバープロジェクトという団体で、最新の物資支援の仕組み「スマートサプライ」で、今はネパール大地震の支援をしています。

東日本大震災での「ふんばろう東日本」の活動が元になっています。当時の活動の一つに、Amazonの欲しい物リストを使い、被災地の方々から必要だとヒアリングした物をリスト化し、遠方にいる支援者がAmazonで購入するだけで直接支援できる仕組みの提供もありました。私もスニーカーを購入した記憶があります。

その他活動にも少し参加していたのですが、ライフイベントが重なり遠ざかっていました。そして久しぶりに見たら、その遠隔支援の仕組みがパワーアップして、ネパールにも進出していたのです。

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その仕組みはこうです

(公式サイトより画像含め引用)

(1)まず現地で活動できるコーディネーターがニーズを把握します。また、それをもとにネパール国内における必要な物資の適正価格を市場調査して購入の目処をつけます。

(2)コーディネーター(あるいは現地の人)からそのニーズを、ネット環境が使える人に連絡することで、「スマートサプライ」に必要な物資をアップしてもらいます。

(3)そのサイトを観た人が、①近隣の方は家にあるものを拠点に直送する、②AmazonインドのWishListで購入する、③必要な物資をPaypal/GMOイプシロンを使って被災者の代わりに購入することにより支援するという3つの方法がありますが、今回は③になります。

(4)現地までの物流がない場合には、輸送手段もコーディネーターが確保します。運送を担う現地の人を雇用する費用を支援者がPaypal/GMOイプシロンで支援します。

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もう少し具体的に

今は、ネパールでの学校や人身売買被害者救済シェルター設立の支援を募集しているようです。

以下のような見た目の、Smart Supplyサイトから支援ができるのですが、

例えば、まだ100%達していないネパール大震災2015の詳細(支援団体2つのうち「For Girl's Happiness」)に進むと、当記事表示画像にもあるように

具体的な支援内容が分かります。下の二つは、1人5万円支援で1年間サポートx40人で1シェルター、のようでした。一番上の「すみれ」は、もう少し少額設定になっていました。

以下例は「すみれ」の詳細ページで、ここから支援や応援メッセージができるのです。

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まとめ

いつ何に使われるか、本当に使われるのか、という懸念なく、
気持ちもお金も、直接、素早く、
必要な物となって必要な人に届けることができる。

5年前の大震災のとき、googleの人探しシステムやtwitterを通して救助成功、Amazon欲しい物リストで直接物資支援ができる、などITのおかげで遠隔地でも何らかの支援ができる、ということに感動して、「困窮者が大量にいる今、自分にも何かできないか」を必死で探した当時の気持ちを思い出しました。

その頃できた仕組みから進化した物資支援の仕組み「スマートサプライ」。サイトからお金で支援するのはハードルが高い、という場合、「今なら、投票するだけで」支援ができるのです。

スマートサプライが「グッド減災賞」優秀賞を受賞し、「最優秀グッド減災賞」の選考方法の一つが「オンライン投票」だからです。そして賞金は活動費に充てられます。

この「グッド減災賞」、主催の減災産業振興会さんは、なんと、高校生が設立したものです。東日本大震災を通して得られた減災ナレッジを社会に浸透させ、世界に発信したい、その教訓を未来につなげたい、という思いで、2年前からフォーラムを開催しているのだそうです。

投票は以下サイトから、明日3/12までです!3分かからず出来ますので、賛同された方、ぜひ投票しにいってみてください。

http://pif.jp/award.html

以上です。読んでいただいてありがとうございました。

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