青春

どこかに行きたいと思っていたのだけれど
どこにも行けやしないんだと
傷付いて、
気が付いて、

好きなもの、
なんだっけか
幼いころの自分に問うてみたり

誰かの影と重なって
わからなくなったりそんなこと
自分にしかわからない
わたしはひとりになりたかった

合ってた
合ってた
嬉しい
やっぱり
ここにあった
好きなもの
紛れてしまって臆病になって
なくしてしまいそうだった
好きなもの
わたし
やっぱり
好きだった
嬉しい
同じだった
変わらなかった
ずっとそうだった

やっと捕まえたそれはたぶん
青春

変わらないでいた
わたしの大切な。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?