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胆力を評価されたんだがそもそも「胆力」とは何か?

胆力とは何か?

ある方から胆力を評価された。

評価されるのはありがたいが、考えてみるとそもそも胆力とは何なのか?
この言葉には実に様々な意味合いや捉え方があるので、胆力を分解しなければ正しく意味が伝わらないと思った。

胆力を辞書で調べるとこう書いてある

事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力。ものに動じない気力。きもったま。

これ、正にどの企業も欲している人材だし、特にDXなど新しい事をやり遂げるには必須の能力だと思う。

少し前に流行ったGrid「やり抜く力」もこれに近いかな?

信念

信念、ぶれない心、自分の中に芯を持っている
胆力がある人はやはりしっかり自分を持っているイメージ

精神力、忍耐

メンタル、気持ちの強さがある。
折れない心

学生時代、理不尽に耐えてきた人は、結構忍耐力あったりしますよね、たまにマゾな人もいますが、ストイックな人には仕事マゾ人間多いw

捉え方、ポジティブ思考

起こった事象をどう捉えるか?相手のせいか?自分の責任か?

捉え方次第で物事は大きく変わってきます。

捉え方のバイブルとしては「7つの習慣」がオススメ
全ての原因は自分にあり、自分が行動しなければ何も変える事ができないみたいな事が書いてあり、この考え方には衝撃を受けたのを覚えています。

枠に囚われない、新しもの好き

胆力に求められる要素として、新しい事を起こす、今までのやりかたをぶっ壊す、スクラップビルドの要素も大きいと思います。

DXでは既存事業をベースからデジタルベースに設計し直す必要があります。その時、一番の抵抗勢力は今までのやり方を変えられない既存社員なのです。

デジタルの必要性を理解できていない経営者にはこれを説得、納得させる事ができないし、そこまでのリーダーシップ、覚悟、胆力を持っている人も少ないと思います。

実際、優秀な外部のデジタル人材を雇い入れても、この抵抗勢力に潰されるのがほとんど。

だから、スタートアップが一気に市場を席巻するのもうなずけます。

今回のコロナでデジタルシフトが一気に進むと期待していたんですが、実際にはあまり進んでいません。それどころか、日本のデジタル化が世界的にみて以下に遅れているのかが明らかになりました。

有事の際、世界は国家を守る方向に動く事が分かりました。
日本のデジタル化を推進し、世界と戦えるレベルにするためには、この胆力を持ったデジタル人材が必要不可欠なんです。

「胆力」を持ったデジタル人材

こんな複数の強みを持つ、その振り幅が大きい人材こそ、市場価値が高い人材なんだと思います。


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