【響け!ユーフォニアム3】第8話まで雑感
全国のユーフォファンの方こんにちは。
アンコンから半年経ち3期が始まって、もう8話まで来ましたね。
全13話なので、あと5話。マジで早すぎる。
毎話思うのは、25分の重さじゃねぇ。
エンディングの頃にはガクッとなる。
ひとコマ全てに価値が詰まっている。
そもそもキャラクターが皆、魅力的すぎる。
低音1年生から。
釜谷 すずめ、元気はつらつお調子もの。能天気な性格と思いきや、1年低音ボイコット事件の立役者という打算的な一面もある。さつきとはライバルであり学年を超えた友情関係にもなりつつある。原タッチ良かったな。
上石 弥生、1話の自己紹介から心を掴まれる。もっとセリフをくれぇ。ムードメイカー(時にブレイカー)で臆せずボケられる貴重な存在。これからも謎のギャグをかましていって欲しい。
針谷 佳穂、小動物みたいで可愛い。先輩の会話に挟まれてキョロキョロしている。突如ギスりだしたユーフォの中で癒し的存在。弥生のギャグがお気に入りで、ある意味、弥生のフォローもしててホント良い子。
次に2年
久石 奏、3期で一気に萌えキャラになる。誓いのフィナーレで久美子にほだされてから、ありのままを出すことで人間味がグッと増した。久美子を慕う1番の後輩の存在は常にありがたい。ってか、求×奏とか聞いてなかった。
剣崎 梨々花、7話プール回で、麗奈の水着姿に喜んでた様子が印象的。常に凛々しく高貴なイメージの麗奈が、久美子の親友ポジをアピールという俗っぽい行動のギャップにときめいたのは視聴者も言うまでもない。
月永 求、おじいちゃん関連が整理されてからの彼の成長から目が離せない。その節には、久美子部長を頼ってくれたのも嬉しかった。
また、緑との関係性の進展も気になる所。最近では奏とのフラグが出てきてますます目が離せない。
鈴木 美玲、すごく柔らかくなった。さつきや葉月と一緒にいる所を見ると微笑ましくなる。伝説の「お二人近くないですか?」を始め、思った事を素直にぶつけてくれる貴重な後輩。
鈴木 さつき、唯一無二の癒しキャラ。後輩の面倒見が良く、指導も的確で、ちゃんと先輩をしている。選抜落ちを経験して一回り強くなった。
3年
加藤 葉月、待ちに待った選抜入り。嬉しかったし、緑と喜び合うシーンは一生心に残ると思う。さつきを励ます描写も良かった。久美子の良き理解者の1人で、進路の迷い仲間だったけど自分の目標を見つけた模様。これからも真っ直ぐに伸び続けるだろう。
川島 サファイア、低音パートの中心的存在。3期では久美子と求関連を中心に出番がある。8話の「教えない」という返しだけで、視聴者にここまで色々な想像を掻き立てられるのが凄い。個人的には、嫉妬半分、自分だけが知っているという優越感少し、他言すべきじゃないという自制心少し、久美子へ仕返し少しの感情が含まれてるのかな、と感じた。
高坂 麗奈、容姿端麗、才色兼備、目標に向かって真っ直ぐでブレない。その姿勢は久美子部長の心の拠り所になることも。プライベートで久美子と2人になると超絶萌えキャラになる。麗奈をからかえる久美子、いじらしい麗奈、唯一無二の関係性で尊い。滝先生の絶対的信奉者。それゆえに、久美子との不安の種が撒かれている。
塚本 秀一、幹部ノートで2人から叩かれるくだりが和む。3期ではあまり目立ってないけど、実はめちゃくちゃ有能でありがたい存在。久美子との関係の進展も気になる所。
黄前 久美子、部長として全力で頑張っている。教壇に立つと緊張するのもご愛嬌。1年低音ボイコット事件でサリーに伝えた言葉は経験に基づいた構築で成長を感じた。部長として周りの気遣いに奔走してるため、自身の情況が見えなくなっていた節も。それが8話で如実に表れた。黒江 真由を中心とした久美子の葛藤を描くのは3期でも健在である。
黒江 真由、久美子の心を掻き乱す存在。真由の考え方も人として自然なものであるけど、ユーフォは久美子視点で描かれており、筆者含め視聴者の多くは久美子バイアスがかかってるので、真由の言動には頭を悩ます事に。普段はほんわかした感じだけど、主張するところはするシーンも。天然なのか空気が読めるのか読めないのか、序盤は人物像を掴みにくかった。転校を繰り返してきた経緯から、周りに溶け込む能力や、人間関係を築く人を間違えない目を本能的に持っている。久美子とは会った瞬間にシンパシーを感じるなど親近感を抱いていた。真由から歩み寄ってきたように見えるけど、懐を探りに来たって感じがしっくり来る。ただ、久美子を知る事で、自分には無いもの(かけがえのないもの、おそらく親友や大切な先輩の存在)に気づき、やっぱり自分は孤独なんだと悟る。プール回での、久美子との会話、ジュースを選ばないシーンがその象徴だった。コンクールメンバーに選ばれる事より合奏が好きというスタンスで、久美子には度々辞退を提案する。ただ、8話合宿回にて、久美子とぶつかれた事で、本来の演奏能力を発揮できるようになる。その結果、ソロに選ばれる事で部内の潜在的な問題が噴出。ところで彼女が良くする、腕を抱えて伏し目がちに「そう言う事じゃないけど」は「そう言うこと」なので気を付けたい。久美子も卑怯な所があるけど、真由もまた卑怯なところがある。
3期の魅力の1つは、真由視点・久美子視点が両立することで、お互いの欠点、性格の悪い所を垣間見ることが出来る。そんな人間くさい所に魅入ってしまうし、共感できる部分もあるし、面白いし、リアルにも感じられる。青春に憧れる。スポコン吹奏楽部の化けの皮を被った人間模様を描く作品、それがユーフォ。
あと5話で、部内のあつれき、真由や麗奈との関係性、全国での演奏、進路、卒業、の全部を描くだろうから、これからも1話の重みがのしかかってくる。
喜怒哀楽、全部のユーフォを感じながら、残り5話を楽しみたい。
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