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テンカイズnote版の編集者は現役大学生!コロナ禍の大学生活に密着 #テンカイズ

2019年10月にスタートしたテンカイズ。
様々なビジネスシーンや注目のビジネスパーソンを紹介するなど、ラジオだけではなくSNSでの情報発信にも力を入れてきました。noteにもいち早く注目し、番組内容を記事として発信し続けています。そしてその作業を番組開始当初から担ってくれているのは、なんと大学生。今回は番組に欠かせない、うら若き縁の下の力持ちをご紹介します。

1. このnote、実は大学生が編集しているんです

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宇賀:今回は大学生2人にお越しいただきました。自己紹介、お願いします。

三田:法政大学社会学部4年の三田理紗子です。(Twitter:りっちゃま🏖@ritchama0610

戸田:慶應大学法学部4年生の戸田彩香です。(Twitter:あーやん(戸田 彩香)@ayan_xomsc

宇賀:お2人は、浜田さんが紹介してくださったんですよね。

浜田:私が編集長を務めていたBusiness Insider Japanで、戸田さんは今も現役のインターンとして働いてくれていて、少し前まで私たちは”りっちゃま”と呼んでいる三田さんもインターンでした。2人ともすごく戦力で、実際に取材をして記事を書いたりもしているんです。

宇賀:この番組ではnoteで記事を作って公開してくださっているんですよね。
具体的にどのように記事にしているのか、教えていただけますか?

三田:最初に収録された音源と、「書き起こし」という音源がそのままの状態で文字になった原稿が来るので、それを編集しています。その編集した記事にタイトルや写真をつけて、noteにアップするまでを私たちが担当しています。

宇賀:でもラジオと全く同じ内容にはならないわけですよね。どういう点に気をつけて編集されているんですか?

戸田書き起こしで上がってくるものだと話し言葉のままになってしまうので、語尾を揃えたり、読みやすいように言葉を揃えて、読みやすくしています。

浜田:話し言葉って、そのまま読むとすごく読みづらいんですよね。
私もインタビューの時は読んで分かりやすくなるように書き直しています。

宇賀:「聞く時間は無くてもスキマ時間に読みたい、この話題だけ拾いたい」みたいなこともありますからね。そういう方もぜひ活用してください。


2. コロナ禍の大学生活、”本当に会わない”

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宇賀:お2人は普段、大学生。
コロナ禍で授業はどうなっていますか?一部、リモートの解除も進んでいるという噂も聞きますが。

三田:私が通う法政大学は、基本的に全ての授業をオンラインでやっています。ゼミなど対面が必要なところだけはキャンパスに行きますが、基本的に全てオンラインで行う予定です。

戸田:私の大学では、今年度からだいぶ対面も増えてきています。私の場合、取っている科目の半分くらいはキャンパスで対面です。

浜田:人数が少ない授業?

戸田:人数少なめの授業を、大きい教室でやっていますね。

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浜田:2人はインターンもオンラインで全てやってくれているから、本当に会わないよね。
高校生までは移動範囲が限られています。私立だったとしても、来て帰るだけ。しかし大学生の場合、一度移動してしまうと友達と飲みに行く、アルバイトに行く……と行動範囲がすごく広い。だからこそ、一旦感染が広まってしまうと止められないという話を聞きました。
教室も移動しますよね。高校までのように、特定のメンバーが同じ教室でずっと過ごしていれば、感染が出ても当てはまる教室だけを休みにできる。でも授業をバラバラで取る大学では、感染が出ても把握できなくなるのは確かだなと思います。

宇賀:なるほど、そこが大学の違いなんですね。

浜田:戸田さんは、コロナ感染が拡大した頃に大学生の記事を書いたよね?
オンライン授業で辛いっていう大学生の声を集めた記事をBusiness Insiderに書いてくれました。あの頃は最初だったから、みんなすごく辛そうだったね。

戸田:学生はもちろん、大学側もすごく大変そうでしたね。急にオンライン授業の制度、設備を整えるので混乱していて。ツイッターを見ていても学生側も大学側も困惑しているのが分かったので、情報を一度整理するためにも記事にしたほうがいいかもしれない!と思い企画しました。


3. オンライン就活。慣れはするけど、なかなか伝わらない

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宇賀:就活もオンラインですか?

三田:はい、もちろんです。

浜田:それが想像つかないんだけど…!

宇賀:採用する側も大変ですよね。

浜田:去年、最後まで一度も会わずに全部オンラインだった人の話も聞きます。
コロナ禍だと会社にも行けない。だいたい会社に行くと会社の雰囲気が分かるけど、会社も見られずに入ったと聞きました。

戸田:セミナーや説明会など、オンライン上でたくさんイベントをやってくださるんですけど、先着順なのでクリック戦争なんですよ。

浜田:そうなんだ!オンラインだから、みんな見られるのに。

戸田:でも人数が決まっているんです。ネット回線の安定性が理由だったり、双方向型のセミナーだったり。
だからメールが来た瞬間に、急いですぐにパソコンを開いて予約して……の繰り返しです。

浜田:本当にパソコンの前から離れられないね。

宇賀:面接はどうですか?

三田:だいぶ慣れてきましたが、人柄とか、相手がどういうふうに思っているのかは、なかなか伝わらない時があります。分かりにくいなっていうのは、いまだに感じますね。

浜田:会社選びの視点はコロナを経て変わったりした?

戸田:リモートがどれくらいできているのか。1年以上経った今、どれくらい実際リモートでやっているのか、どれくらい出社しているのかは割と気にします。本質が出てくるところなのかな、と思うので。

浜田:オフラインだと、説明会で会った人で同じ業界を目指している子と就活友達になったりしますよね。
オンライン就活だと就活仲間はどのように見つけて励まし合っているんですか?それもSNS?就活の情報交換も含め。

三田:私は有料コミュニティに入っていて、同じ学年の就活生と情報交換しています。そこにはサラリーマンが副業でメンターをやっている人もいて、指導も受けながら、同じ22卒のみんなと一緒に就活しています。

浜田就活のためのオンラインサロンがあるんだ。

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宇賀:情報が多すぎるのも、必要なものと必要じゃないもので振り分けるのが大変なんだろうなあ。

浜田オンラインの世界で完結しているから、情報に振り回されてしまう可能性もあるし、それを正すところがない。むしろ自分で情報をシャットダウンするとか、情報をどのように取捨選択するのかが難しいですね。

宇賀:私が大学生の時って、みんな1台携帯は持っていたんですが、あえて持っていない子とかもいたんです。ノートパソコンなんて持っている人の方が少なかった。それでも大学生ができていたんです。この10年で本当に変わったんですね。

今回は番組を支えてくださっているお2人、法政大学の三田理紗子さんと慶應大学の戸田彩香さんに来ていただきました。ありがとうございました。


TBSラジオ「テンカイズ」毎週水曜21:00〜21:30!いま注目のスタートアップ企業や、これからブレイクしそうな業界など、新しいサービスやビジネスを紹介!
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Twitter:@TBS_TENKAIZU


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