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大学生がクラウドワークスを1年やって感じた悪質クライアントの特徴

クラウドワークスを始めてから1年が経ち、何となく信頼できるクライアント、できないクライアントの特徴が分かってくるようになりました。

クラウドワークスは素晴らしいサービスであると思いますが、悪質なクライアントは少なくないため自分で良いクライアントを見つけることが必要です。

私がクラウドワークスを実際に利用して感じた感想をだらだらと書いているため、アウトソーシングを始めたばかりの人の学びとなったり、クラウドワーカーの方からの「あるある!」を引き出すことができれば良いなと思っています。


応募して後悔したクライアントの特徴


クラウドワーカーとして1年経過したのでこれまでの仕事を振り返ってみました。そこで、応募して後悔したクライアントには共通点があったのでまとめてみます。

①テーマジャンルが広すぎる

仕事募集から応募要件を見ていくと、ジャンルテーマが広すぎる案件が見られます。例えば、テーマ「金融、不動産、化粧、家電…」などです。

確かに多くのジャンルを掲載しているメディアもありますが、クラウドワークスの募集においては低安価&レスポンスが遅いことが多かったです。

これは私の憶測になるのですが、このような案件を募集しているクライアントは記事の質よりも量を稼ぐことで広告収入を大きくしようとしているのかと思います。このような案件に全力で取り組むと確かに稼ぐことはできますが、時給換算が低くなってしまうためお勧めできません。

②本人確認をしていない

クラウドワークスでは本人確認をすることで信頼度を上げる制度があるのですが、やはり本人確認をしていないと指示が適当であったり連絡が来なくなったりと最後まで責任を持ってやり遂げる方が少ない気がしています。

やはり高単価な案件かつ連絡が丁寧なクライアントは企業として案件募集をしていることが多いです。そして、そのようなクライアントのほとんどは本人確認をしています。案件検索をする際に本人確認が付いているクライアントに限定してから悪質クライアントと遭遇する確率が下がったような気がします。
※本人確認をしていないクライアントでも丁寧な方はいらっしゃいました。あくまでも確率的な話であり、本人確認されていない=悪質ではないことにご注意ください。

③募集要件に「初心者歓迎」の文字がある

初心者のころはライティングスキルに自信がないため「初心者歓迎」の文字に食らいついてしまいますよね。しかし、私の経験上、初心者歓迎と書かれていると低単価なことが多く、あまりおすすめできません。いわゆるやりがい搾取となっていることが多いです。

個人的には初心者でも文字単価1円の案件を獲得することは十分に可能だと思っています。記事によっては「実績作りのために応募が必要」や「タスクをしてください」とありますが、初心者であっても1円の案件にはたくさん応募していったほうが良いと感じました。

④評価が低い

今おもうと当然のことなのですが、クラウドワーカーからの評価が低いクライアントはレスポンスが遅い、指示が分かりにくい、要求される業務範囲が広すぎる、など当然のように起こります。

しかし、初心者のころは募集要件だけを見てしまい、評価がおろそかになっていました。途中から評価を確認し、良いクライアントのみに応募することで業務が円滑に進むようになったと実感しています。

しかし、どれだけ丁寧なクライアントにも悪い評価が付いていることがあります。これに関してはクラウドワーカーが悪いこともあるため評価は難しいですね。おそらく、基本的には評価が4.7以上であれば良いクライアントとなっています。

クラウドワークスで稼ぐためにやってよかったこと


個人的に〇〇をやったから案件がもらえているなぁと感じたものが複数あるため、ここでまとめてみます。おそらく大きくは間違ってはいないと思うため、稼げないとお悩みの方は少し試してみてください。また、クラウドワーカーの方は共感できるかコメント頂けると幸いです。

①公開できる執筆実績を作る

募集要件のほとんどに「過去の執筆物を掲載してください」とありますよね。初心者のころは掲載するものがなく、案件を取ることが難しかったです。

これを改善するために「実績として扱ってよい」といった案件にひたすら応募して実績を作ったのですが、実績があるなしでは受注率が大きく異なりました。私の場合はたまたま良いクライアントと巡り会えたのですが、実績がどうしても作れない場合はWordでライティングスキルを伝えても良い気がしています。

②応募文を推敲する

これは私が発注をした際に気が付いたことなのですが、応募文は非常に高度な文章を作成する必要はないと感じました。というのも、応募要件に記載されたフォーマットに回答していなかったり文章2~3行のみなどの応募文が非常に多いからです。

きちんとした文章を送るだけで受注率を上げることは可能です。私の場合はwordに自分なりのフォーマットを作成し、それを何度も推敲しました。クライアントがフォーマットを用意している場合でも自分のものの切り貼りで完成するため非常に楽です。個人的には一度は発注側で依頼したくなるライターはどのようなものなのか実感しておいたほうが良いと感じています。

③早いレスポンスを心がける

元々レスポンスは遅いほうではなかったのですが、ある日、3時間以内には必ず返信することを目標として掲げました。始めた当初はそこまで効果があると思っていませんでしたが、実行した結果レスポンスの速さと継続依頼は相関があると思っています。

やはりクラウドワークスは文章でのやり取りが主であるため信頼度がレスポンスの速さに左右されるのでしょうか。「報連相」は耳に穴が開くほど聞く言葉ですがその分大切なのでしょうね。

④プロクラウドワーカーになる

これはある程度、案件を回せるようになってからの話ですが、プロクラウドワーカーになると応募ではなくあちらからの相談が多くなりました。私の最高契約金額もプロクラウドワーカーになったのちの相談であったので、やはりある程度の効果はありそうです。プロクラウドワーカーになる要件は以下のようになっています。

  • 納品完了率90%以上

  • 総合評価4.8以上

  • 獲得報酬額 月間200位以内

  • スカウト数5回以上

  • コミュニケーション評価4.8以上

  • プロフィール&自己PR 入力済み

個人的に獲得報酬額以外は容易に行えると思っています。私の場合は1つ大きな案件を獲得することができ、たまたま満たせていました。

ただし、相談は増えますが報酬額はそれほど増えていないと感じています。必死になって取得するほどの価値はないのかもしれません。(個人の感想です)

まとめ

悪質なクライアントに関わってしまうと時間が取られてしまいます。クラウドワークスを有効的に活用するために悪質クライアントを見分ける力は身に着けておいたほうが良いと思います。

また、やってよかったことをダラダラと書きましたが、結局は1つ1つの業務に真摯に携わることが一番大切です。これから始める方、今始めているけど中々稼ぐことができていない方は同じWEBライターとしてこれから頑張っていきましょう。


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