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M1の芸歴制限が10年のままだと優勝は誰だったのかを調べてみた

お笑いの大会であるM1は芸歴15年以下が出場要件の1つとしてあります。これは2015年以降の大会で設定されているものであり、2010年以前は10年と設定されていました。これは2010年~2015年までは大会が開催されていなかったため、この期間に出ることができなかった方たちへの救済となっています。

では、もし2015年以降も制限が10年であると誰が優勝となっていたのでしょうか。今回は各大会での芸歴を調べ、10年以上の出場者を省いてみて優勝者を考えます。もちろん、出場していないとしたら空気感が違いますし、他の繰り上がったコンビが優勝するかもしれません。厳密なものではなく、単純に芸歴を省いたものであることにご注意ください。

まず、執筆当時の最新大会である2023年度からです。結果と芸歴は下記のようになりました。一番右の数字が大会当時の芸歴となっています。

2023年度大会

赤色のコンビが芸歴10年を超えています。優勝者である令和ロマンは10年未満であるため優勝者は変わりません。

2022年度大会

2022年度大会では『さや香』が優勝になります。2022年度大会は他の年度と比べると10年を超えたコンビが少ない大会でした。

2021年度大会

2021年度大会は優勝者が変わりません。この年度は10年を超えたコンビの成績が下の方に固まっていますね。

2020年度大会

2022年度大会は『おいでやすこが』が優勝者となります。即席ユニットの初優勝となっていたんですね。

2019年度大会

2019年度大会は『からし蓮根』が優勝者となります。この年度は芸歴10年以上のコンビが上位を占めていますね。

2018年度大会

2018年は優勝者が変わりません。ラストイヤーが3組と新M1(2015年以降のM1)の中では最も多くなっています。

2017年度大会

2017年度大会は『ミキ』が優勝となります。

2016年度大会

2016年度大会は『和牛』が優勝者となります。和牛は取れそうで取れない良い味を出していたコンビですね。解散が悲しいです。

2015年度大会

2015年度大会は優勝者が変わりません。ただ、ラストイヤーでの受賞となっていますね。

以上が芸歴制限が変わらなかった世界線の優勝者です。まとめると下記のようになります。

仮想歴代優勝者

特に目立つのが2019年度のからし蓮根、2020年度のおいでやすこがですかね。2019年度は若手の勢いで優勝した感が出ますし、2020年度は即席ユニットが優勝と歴史に残る大会になっていました。

ちなみに、M1の歴代出場組数をグラフ化すると下記のようになります。

大会別の出場組数

このままだと来年も出場組数は増えそうです。来年は誰が優勝するのか既に楽しみです。


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