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働くこと、働いてもらうこと

新人

もうすぐ4月になり、学校を卒業して働き始める人も多いです。
すでに会社に勤めている人にとっては新人さんが入ってきます。
知らない会社に入る人、知らない人を迎える人に、会社とは違った私なりの心構えを話させてください。

会社組織

会社は複数の人で構成される組織です。1人でも作れるかもしれませんが。
会社を「起業した人」がいます。その人は、社会にこういうことを与えたい、などの理念を持っています(単純に金儲けというのもあると思いますが)。
その理念を達成するために活動をします。起業者1人では活動力が不足する場合、他の人にも活動してもらいます。「他の会社」に仕事をやってもらったり、「従業員」を雇って仕事をしてもらいます。多くの人たちが「従業員」です。

規則

会社ではそれぞれの会社の規則があります。この規則は従う必要がありますが、会社は日本の中にあり、日本の法律に従わなければなりません。日本の法律で違法であれば、会社で決まりを制定しても無効です。これ、とても重要です。仕事だから、と言って法律に違反したことをさせたりすることは違法行為なのですね。しかしこのことは麻痺している人が多いです。会社にいると社会が見えなくなる人がいます。

従業員と経営者

「従業員」という立場はその組織に労働力を提供する人です。そこにそれ以上のことを求めるべきではありません。もし、会社を大きくしよう!などと考えるなら、従業員は辞めて経営者になった方が良いです。
極端なことを言っているようにも見えますが、従業員と経営者は根本的に立場が違うと考えています。従業員の延長に経営者があるわけではありません。結果的にそうなることも多く見られますが、同列で考えてはいけません。

競争

従業員同士に競争意識を持たせることで、自発的に成長をさせようとします。経営側としてはラクです。コストをかけてアレコレ準備しなくても勝手に成長して利益をもたらしてくれるのですから。経営側は従業員の働きぶりを評価して賃金や立場に反映させようとします。これを望む人も、望まない人もいます。実際のところ、ほぼ例外なく評価します。これは実質的に相対評価です。そしてかなりの偏見が入ります。
この評価はそんなもんです。人格をどうこう言っているわけではありません。会社以外のことに目を向けましょう。

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