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子宮腺筋症向けの精油ブレンドを考える(自分用)

女性ホルモンに影響する可能性が高い成分アロマの成分を調べて除外する

代表的な成分

女性ホルモンに影響する可能性が高い成分として、スクラレオール、アネトール、シトラール、β-カリオフィレンがある。
ホルモン療法を受けている人は使用を控えること。

  • β-カリオフィレン:香りをかぐと、PMS(月経前症候群)やマタニティーブルー、更年期障害など、ホルモンバランスの変化に伴う不安や憂うつを軽くする効果がある。

  • スクラレオール:ホルモンバランスを整え女性特有の悩みの緩和に効果を発揮。分子はエストロゲンに非常に類似しており、催淫作用があると言われている。

  • シトラール:エストロゲン様作用があり、月経サイクル、精神バランスに作用 // シトラールには、抗腫瘍作用があるという研究が進められている

  • アネトール:エストロゲン様作用があり、催乳作用、通経作用がある。
    アニスシードやスターアニス、フェンネルスイートに含まれる。

  • リナロール:「イランイラン」「ネロリ」「ラベンダー」などにも含まれる成分でエストロゲン様作用がある

  • ゲラニオール:バラの香りで、ローズオイルの主成分。エストロゲンの分泌を助ける。(がん細胞に有効という説もある)

エストロゲン様作用のある精油

  • イランイラン:β-カリオフィレン(エストロゲンの分泌を高める)

  • クローブ:β-カリオフィレン(エストロゲンの分泌を高める)

  • カユプテ(弱):主成分1.8シネオール、αピネン、βピネン、αテルピネオール、リナロール、リモネン、ピネン、ミルセン等

  • クラリセージ:酢酸リナリル、リナロール、スクラレオール(スクラレオールはエストロゲン様作用がある

  • サイプレス(弱):α-ピネン(~40%)、リモネン、β-カリオフィレン、サビネン、セドロール

  • サンダルウッド(弱):α-サンタロール、β-サンタロール、α-ビサボロール。女性ホルモンのバランスを調整

  • フェンネルシード:trans-アネトール、エストラゴール、フェンコン、リモネン、α-ピネン、α-フェランドレン

  • パチュリ―(弱):パチュロール、αーブルセネン、βーパチュレン

  • パルマローザ:ゲラニオール、酢酸ゲラニル、リナロール

  • シトロネラ:シトロネラール、シトロネロール、ゲラニオール、酢酸ゲラニル

  • シナモンリーフ:オイゲノール、β-カリオフィレン、α-ピネン、β-ピネン

  • ジャスミン:酢酸ベンジル(~30%)、安息香酸ベンジル、ファルネソール、ジャスミンラクトン、ゲラニオール、リナロール、インドール

  • スターアニス:trans-アネトール、エストラゴール、リモネン、リナロール

  • ゼラニウム:ホルモン分泌を調整

  • ローズ:エストロゲン濃度を上昇させる

  • ローズオットー:女性ホルモンのバランスを調整

  • レッドクローバー:エストロゲン様作用

  • チェストベリー:黄体形成ホルモン分泌促進、卵胞刺激ホルモン分泌抑制

  • コリンダー:d-リナロール、カンファー、α-ピネン、y-テルピネン、酢酸ゲラニル、ゲラニオール、女性ホルモンのバランスを調整

  • フランキンセンス:

  • マジョラム:

  • ミルラ:

  • ラベンダー:

  • ローマンカモミール:

https://refle-tbc.com/qualification/aroma_column/female-hormone/
https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol21.php
https://www.rakuten.ne.jp/gold/aromalab/effect_guide/guide.html
https://www.imsitimes.com/media/media_10.html

月経困難症では、約75%の患者は中等度に回復しましたが、25%には回復が認められませんでした。月経前緊張症では、33%はほぼ回復し、残りの67%も中等度に回復しました。更年期障害では20%はほぼ回復、60%は中等度に回復しましたが、20%には回復が認められませんでした。クッパーマン指数※で比較すると、更年期障害の患者では、アロマセラピー前の指数が29、アロマセラピー後は21と、中等度から軽症の一歩手前まで数値が下がりました。

https://www.sc-engei.co.jp/gardeningbeginner/aroma_therapy/female_diseases_treatment

プロゲステロン様作用のある精油

  • セージ:カンファー2 - 24%、α-ツヨン22 - 38%、β-ツヨン1 - 16%、β-ピネン11%以下、カンフェン11%以下

  • ウインターセボリー:フェノール類(カルバクロール50-65%) モノテルペン炭化水素類(γ-テルピネン10-20%、p-サイメン5-15%)

セージの抗がんに関わる成分:シリシリオールには、がん細胞の機能維持に重要なSTAT3シグナルを抑制し、また、自然免疫系のNK細胞を活性化するという両面から、抗がん的な機能があることが明らかになった。

https://www.medicalherb.or.jp/archives/238435#:~:text=%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%81%AE%E6%88%90%E5%88%86,%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B5%EF%BC%89%E3%80%82

子宮腺筋症向けのブレンドを考える

ヘリクリサム:うっ滞除去、むくみ、しこりの除去、筋肉痛の緩和、アザやシワ消し:ゲラニオール、リナロール、ネロール、酢酸ネリル、ピネン
シダーウッドアトラス:リンパの流れ、血行促進:
β-ヒマカレン、α-ヒマカレン、α-アトラントン、γ-ヒマカレン、ヒマカロールなど
レモン精油:血行促進、うっ滞除去:d-リモネン(~70%)、β-ピネン、γ-テルピネン、シトラール
ローズマリー:血行促進:1,8-シネオール、α-ピネン、カンファー、カンフェン

シダーウッドアトラス:セスキテルペン類を多く含み循環促進、リンパ強壮、収れん作用などがあるシダーウッドアトラスは血行を阻害している体内に溜まった不要なリンパ、老廃物の排出を促してくれます。不要物が流れやすくなることで血行が促進され、筋肉の活動が活発になり体が温まりやすくなります。循環が促進され体温が上昇することで浮腫みにくくなり、免疫力も高まります。

https://refle-tbc.com/qualification/aroma_essential-oil/cedarwood-atlas/#:~:text=%E5%91%BC%E5%90%B8%E5%99%A8%E7%B3%BB%E3%81%B8%E3%81%AE,%E6%A5%BD%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

アスナロ精油以外に抗腫瘍効果のある精油について検討した。そしてレモングラス、レモンマートル、リツエア、メリッサの精油に強力な抗腫瘍効果を認めた。さらにこれらの精油に共通の抗腫瘍因子としてシトラールを同定した。

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21K08652/

配分の目安

  • イモーテル(ホホバオイルで3%希釈済みのオイル)2.5ml

  • ローズマリーシネオール 1.25ml(25滴)

  • シダーウッドアトラス 1ml(20滴

  • レモンFCF 1ml (20滴)

130mlのベースオイルで希釈する。

考察

今回は、女性ホルモンに影響しやすい精油除外するため、特に気をつけるべき精油を調べてみました。
また、影響が少ない精油として、レモン、シダーウッド・アトラス、ローズマリーをピックアップしました。

ヘリクリサム(イモーテル)にはゲラニオール、リナロールなどホルモンに作用する成分が多少含まれていますが、強力な「うっ滞除去作用」と「むくみやしこり」などを柔らかくして血流を良くする作用に期待し、少し入れてみることにしました。
ヘリクリサム(イモーテル)を目の下に塗ったところ、一晩でクマやシワが緩和しました。これに感動し、子宮筋腫や子宮腺筋症にも早々と何らかの作用があるのではという直観が働きました。

ブレンドのためのキャリアオイルには、ホホバオイルやオリーブスクワランオイルを使用しています。
また、レモン精油に関しては光毒性フリーのFCFというタイプを使用しています。

  1. ヘリクリサムの代わりに、セージを使用してみるアイデアも良いかもしれません。

  2. ホルモン作用をさらに極力なくすのであれば、レモン精油とシダーウッド・アトラスのみで試すのも有り。

このブレンドは、私自身が自分の体質に合う精油を研究するためにメモとして残すものです。


*妊娠中、授乳中、ホルモン療法中、持病のある方は、身体に影響を与える場合があるので、使用しないでください。

*使用する際は、自分の体質にあうか医師や専門家に相談の上、利用してください。また、ご自身でもデメリットや効能を検索してみるなど、よく調べてみるようにしてください。使用するときは必ず少量からをおすすめします。

使い方

  1. 下腹部、腰回りをユメロンのホットパックでしっかり温める。レンジでゆたぽんでも良い。
    遠赤外線で温めると尚良い。(オイルを拭き取るため、事前にキッチンペーパーやテッシュを用意しておく。浸透用のポリラップもあると良い)

  2. よく温まった下腹部に、ひまし油を塗り込む。

  3. 作ったブレンドオイルを塗り込み、ほぐすように3分ほど軽くマッサージする。(手についたオイルは、手の甲などにすり込むとよい)

  4. ポリラップをかぶせ、ホットパックをのせて10分から30分保温する
    (環境ホルモンの観点から、ポリラップを推奨)

  5. 終わったらキッチンペーパーでオイルを拭き取る

使用したもの

子宮腺筋症という激痛難病と不妊治療をしながら女性のための占いやメンタルトレーニングを教える活動をしてます。「自分の軸」を整えると、パートナーともうまく行きやすくなり、子育てや人間関係もうまく行きやすくなり、やがて世界平和に繋がるとおもうのです。サポート費は今後の活動に役立てます!