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きみはともだち

インターネットとは長い付き合いになるのに、未だネット上の友達との距離感には悩むことが多い。特に今の私のネット上の友達はゲームを介しての友達なので、更に難しい。

私は「この人とはずっと友達でいたいな」と思うと深く長く仲良くなろうとしてしまうのだけど、ゲーム友達との友情はどうやら思ったより脆い。相手がそのゲームを辞めてしまったら急に終わることも多いし、よく遊んでいた人に仲の良い友達が別に出来て遊んで貰えなくなることもあるらしい。リアルに比べてso coolなのだ。

それに相手の性格や気質の片鱗しか見えないからか(これはネットの友達あるあるだけど)どんな人なのか分かるまで時間がかかる。なので、急に些細なことで激昂して攻撃されたり、よく分からないことでマウントされたり、嫉妬に狂って監視されたりすることもあるみたいだ。あなおそろしや!私の知らないオンラインゲームの世界。どうしたらそういう人かどうか見抜けるの…。教えてすごい人。

ただ、自身の今までの経験や人から聞く話で危険な香りがする人は何となく分かる。でもそれだけじゃ正直判断がつかない事もある(異性にのみいいねとコメントしまくる出会い目的の人やヤンデレは流石にわかるけど)。自分の直感や他人からの話がいつも正しいとは限らない。となると、やっぱりある程度付き合ってみないと分からない。

結局、広く浅く付き合うことが大事になるみたいだ。深入りすると何かあった時やお別れの時に辛くなる。いつの間にか相手に依存してしまうこともあるし。この匙加減、本当に難しい。

誰かが言っていた「友情はいつまでも続くと思いがちだけど、花と同じで枯れることがある。でもそれはあなたのせいじゃなくて、季節が変わるように自然なことだから気にしなくていい」をぼんやりと思い出す。正直、自分の良いところが全く分からないので仲良くして貰えているのが不思議な事もあるのだけど、とりあえず飽きるまでは仲良くして貰えたら良いな。

これからもどうぞご贔屓に。

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