「マロンチック」

「マロンチック」

ロマンも無いような 暮らしの足もとに
転がるもの 欲しいと気付いたよ

この身を焦がすほど 期待して 背伸びして
分かって欲しいよと わがまま突き刺すよ

秋の風が額を冷やすのも
僕らは気にも留めず過ごしてた
開いた窓を やぼったい明かりが滑ってくよ
ボトルシップを覗く向こうには
もしも話で作る宝島
羅針盤の言うところまで

中身も無いような話の 温もりに
分かったフリして そのまま突き放すよ

秋の夜が長いということも
僕らは知りもせずに過ごしてた
開いた窓を やぼったい明かりが滑ってくよ
まだシロップの中に浸してた
栗の花が咲いていく未来図は
羅針盤の言うところまで

秋の風が額を冷やすのも
僕らは気にも留めず過ごしてた
開いた窓を やぼったい明かりが滑ってくよ
ボトルシップを覗く向こうには
もしも話で作る宝島
羅針盤の言うところまで

作詞/作曲/編曲:テングレンズ

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