見出し画像

【白猫TCG】バンドにはボーカルが付き物ですから。【デッキ紹介】

はじめに

どうも、どんな苦境にあろうも、ネコカを楽しむ心の灯火だけは消えちゃいない、Macroでございます。
昨今の大変な世情の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
くれぐれも体調にはご自愛ください。stay home。うちでネコカしよう。

さて、今回は公式様の素敵な企画、「11弾ネコカデッキコンテスト」に合わせてのデッキ紹介記事となります。
今弾は自分にとっても推しのカードが増え、また強化された喜ばしい弾です。紹介したいデッキはたくさんあるのですが・・・

画像4

▲運営さん、カスミをありがとうございます。

今回はその中でも代表して、今一番自信を持ってプレゼンできるデッキを持ってきました。
Twitterにはすでに画像をあげていますが、今回は11弾のクラウディアデッキを紹介・解説していきます。
デッキレシピはこちら。

デッキレシピ紹介

【デッキ名】剣と魔法のシンフォニアver.2~会堂edition~

画像5

キーカード紹介

10弾にて登場した私の推しの一人、クラウディア。彼女を用いたデッキの2種目です。以前のデッキは以下の記事よりご確認ください。

さて、話は11弾に戻しまして、私が11弾の赤で注目したカードがこちら。

画像6

▲エンジェル☆リズム隊!!

はい、マール(バンドver.)です。

■バンドマール 3枚

画像7

いや強いって。シンプルに強え。
赤に突破を渡したら悪いことされるって、シャルを名誉入りさせた時に覚えなかったのかと問いたくなるくらい強えです。
一応、サーチが難しい双剣であり、突破付与に1コスト必要なので3ターン目オウガシャルのような動きはできず、バーンも取り払われている、と書けば、まぁ許されるスペックにはなっているように見えますが……

・双剣サーチは酒場でできるようになった

・バーンに関しては無い方が使いやすいという考え方もある(全オフ茶トラ踏まないため)

・雑に3枚積めるため素で引き込める

・ルーン要求がないため5ソウル素出しの動きも結構強い。

ということから、テンポ面では流石にシャルより劣るもののそれを補えるだけのメリットもあり、十分にかつてのシャル3投時代の赤を再現できるスペックとなっております。

・・・となればオウガと組み、かつて猛威を振るったいわゆる「会堂赤」の型を復活させたくなる人も多いと思います。

※会堂赤:レベル2オウガとレベル3シャルロットを軸とした、高火力の突破とバーンダメージを何度も繰り返し与えていく速攻型デッキのこと。オウガ再利用のためにタウンに「光の会堂」が採用されていたことからこの名前に。主に7弾環境で大暴れしました。

私も例に漏れず会堂赤をもう一度組んでみたいと思ったのですが、ここで一つ問題が生じました。

「やべえ、タウンどうしよう」

マール採用の会堂型構築を考えるにあたり、突き当たった問題の一つがタウンです。
マールの職業は双剣。当然、サーチしようと思えば酒場が必要となります。
しかしながら酒場を積むと、同じく白タウンの光の会堂と枠を食い合ってしまい、枚数調整に苦労することになります。
勿論、酒場を採用せず3積みのマールを引きに行くパワープレイもできなくはないですが、自分のドロー運は信用できないので是非とも酒場は採用したいところ。

ということでタウンは酒場を優先。そして数を減らした会堂の枠を補ってくれたのが、

画像8

▲バンドには、ボーカルが付き物でしょう?

ガーネット、そしてクラウディアです。

■覚醒クラウディア 2枚

画像9

▲美しく、かわいい。お気に入りの1枚です。

登場時にレベル1を再登場させることができるクラウディア。ガーネットが捨て山に落ちても使い回すことができます。光の会堂の役割を代わりに担ってくれる大切な1枚になりました。
また、高いステータスを活かし、壁役としてもアタッカーとしても活躍してくれるのは相変わらず。
かわいくて強い、私の頼もしい側近です。

■ガーネット 1枚

画像10

▲今回の構築のキーパーソン。

私にとっての2枚目の会堂
ルーンをつける能力でもって、会堂の代わりを務めてくれます。
レベル1のため、捨て山に落ちてもクラウディアで蘇生できます。使い回せば2枚目・3枚目の会堂となり、おまけにクラウディアの能力発動を助けてくれる(詳しくは後述)。相性は最高です。

細めのルートとして、酒場でガーネット捨て→シャルサーチということも可能です。
自分で捨て山にガーネットを落とせるため、クラウディアへの布石も同時に打ててオシャレな動きになります。


そんなわけで、なかなか奇跡的なかみ合い方をした会堂型とクラウディア。
今回のデッキは、その両者の融合が一番のテーマとなっています。

その他のカード採用理由

【レベル1】
・ヘレナ 3枚

いつもの。今回は会堂型のエンジン部分となるオウガをサーチするため、また後述のシルバによる2ターン目の動きをやりやすくするために3枚積みです。

・キャトラ 2枚 茶熊キャトラ 3枚
攻撃型デッキの守りの要。本来であれば3枚ずつ積みたいところですが、やりたいこととの枠の兼ね合いで1枚だけ減らしています。
双剣サーチで持ってこれる茶シャルのために、茶熊キャトラを優先した形です。

【レベル2】
・ミレイユ(おやすみver) 3枚
サーチは魔を採用。理由は覚醒のところで話すとして、サーチ元にもレベル3の土台にもなるため、必然の3枚採用。

・モモ 2枚
確実に手札に来るレベル2として優秀。
魔軸のデッキのとなるため、酒場の素材としても使えます。

・オウガ 3枚

画像4

▲今回の構築のエンジン部分。

お  ま  た  せ
い  つ  も  の
親  の  顔  よ  り  見  た  光  景

ご存知会堂赤のメインカード、オウガさんです。
シャルとのコンボは多くの冒険家を泣かせました。正直、シャルを名誉冒険家に突っ込んだ原因の片割れだと思っています。
攻撃2アップは今となっても普通に強い。
シャルやマールとの組み合わせで使います。

【レベル3】
・シャルロット 1枚
かつての会堂赤メインアタッカー。名誉冒険家となった今でも多くの赤デッキに採用されています。マールと合わせれば主砲が4つ。引ければ十分強いですし、酒場によるサーチも一応可能なため採用。

・カイ(ワールドワイド版)2枚

画像5

▲実は結構な芸達者。

酒場双剣サーチ用、殴った後の壁展開用、6枚除外という唯一無二の枚数を活かしたクラウディアのための捨て山調整用と、実はかなりのテクニシャンです。除外持ちかつ双剣、という今回のデッキには神懸かり的なかみ合い方をしているため採用。いざというときに本当に頼りになる子です。

・覚醒ミレイユ(おやすみver) 3枚

画像11

▲会堂型だけど、ミレイユ採用。

会堂赤、というとヨシュアの方を採用するイメージを持たれる方が多いかと思いますが、今回はミレイユです。
メイン火力をシャルだけでなくマールも担えるようになり、かつてシャルロットが3枚入っていた頃と比べると、剣サーチの有用性は確実に下がりました。また、先述のクラウディアと会堂型のシナジーも考えると、必ずしもヨシュアで組む必要もないのではないかな、と思いました。ましてや11弾では、魔道士軸の新たな秘密兵器も登場しましたし・・・

【レベル4】
・シルバ 1枚

画像1

▲魔軸秘密兵器、その方です。

私はこの子を先攻2ターン目フルぶっぱマシーンと読んでいます←
赤が捨て山になければ攻撃力が7になる先攻速攻の鬼。君本家よりますます白魔術師から遠ざかってない…??凶暴すぎる・・・

覚醒おやすミレイユから最速2ターン目に着地し、7/4で殴りつけてくるやべーやつです。これのおかげで魔軸の先攻が怖くなった…
先攻取って、相手が1ターン目何も出さずにターンエンドなんて悠長なことしようものなら、容赦なくぶつけてやりましょう。
体力も4あるため、あわよくば生き残って次のターンも7点パンチで相手へ圧力をかけてくれます。場合によっては彼一人で試合を決してしまうことも。
後攻のときや、捨て山に赤が落ちた後も、最低限のスタッツを持っているためふつうに使えます。
とはいえ、一芸専用カードみたいなところもあるため1枚採用です。

・茶熊シャルロット 1枚
赤で双剣、といえば真っ先に名前が挙がるだろうお方。
双剣ベースで組むのであれば、採用しておいて損はないカードではないかと思います。二連撃の圧力で、相手を震え上がらせよう。

・クラウディア 2枚

画像12

茶熊みんなクラウディアに投票してくださいお願いします!!!(宣伝)
覚醒がいるので当然の採用です。
魔軸にしたことにより、今までよりも確実に登場して殴ってくれるようになりました。スタッツが壁向きなため、5コスで出して覚醒待ちをさせてもなかなか有用です。
みんなもクラウディア、使おうぜ!!

【モンスター】
・舞妓星たぬき 3枚
元々突破は多いデッキなので、搭載の必要性は薄いのでは?と思われるかもしれませんが理由もあります。
まず、クラウディア/覚醒クラウディアに突破を付与して殴りにいけるという点。6/6で突破もって殴りにかかられたらそりゃあ誰だっていやな顔しますよね。場合によってはオウガつけて8/6突破。最強。

そしてもう一つが、使用コストが1ソウルと安いこと
モンスターカードには、使用後すぐに捨て山に置かれるという特徴がありますが、これがクラウディアにとってはなかなか重要。
除外能力を使うためにあと1枚捨て山が足りない・・・!といった時に、捨て山の赤の枚数を調整できるというメリットがあります。
これを活かして覚醒クラウディアの常時効果を発動させることも。

・ヤンキー星たぬき 3枚
コストが安く、このデッキに不足しがちなリソース回復を補えるため採用。

・茶釜たぬき
意図せずして星たぬき統一になりました。
会堂赤は、メインアタッカーを回収して使い回し、何度もぶつけていくのが真骨頂。回収カードを採用しない道理はありません。
手札に来ても、突破火力の底上げになるため優秀。


おまけ~クラウディア発動テンプレートムーブ~

採用理由は以上ですが、最後におまけとして。
今回のデッキ、除外系のカードを多数採用したことにより、クラウディアの常時効果を、一時的ながらも発動させることが現実的になりました。
とはいえ、試合中に「これを使ったら捨て山の赤が何枚になって~」なんて考えているとまどろこしいことほかありません。

ということでいくつかのテンプレート的な動きをご紹介いたします。
クラウディアのすり抜け6点パンチ、決まると気持ちいいので是非。
()内は今回採用していないカードでの動きとなります。

■赤が捨て山に1枚の時
・ガーネット、光の会堂などでルーン付け

■2枚の時
・実は一番つらい枚数。1枚の動きを2回やれば対応可能ですが、あまり現実的ではありません。

■3枚の時
・覚醒クラウディアでレベル1をサーチ。
(・テオドールの効果起動)

■4枚の時
・覚醒クラウディアでガーネットをサーチ、ガーネットの効果で1枚ルーンをつける。

■5枚のとき
・覚醒前クラウディアのパンチ→5枚除外
(・覚醒テオドールの効果起動)

■6枚の時
・カイを特殊召喚。
・5+1と解釈し、5枚の動きと1枚の動きを行う。
 クラウディアで攻撃後にルーン付けなど。

■7枚以上の時
ここから先は足し算の領域です。
以上の動きを組み合わせることで、動きを組んでいきます。
7枚ならば6+1、8枚なら5+3、9枚なら5+4、といったように。

といった感じです。
是非とも渚の歌姫の天衣無縫の力、ご体験ください。

さいごに

ということでデッキ紹介でした。
いやあ、今回の弾はカスミにエレメージュにと、推しが多くてデッキを考えるのが楽しいのなんの・・・
もちろん、名星会カスミやエレメージュを用いたデッキも構築しているので、機会があればまた紹介したいものですね。

一刻もはやくこの状況が収まり、また元のようにみんなでカードショップで卓を囲む日々が戻ってくることを切に祈ります。
それまでは、今できる楽しみ方で楽しむとしましょう。

以上、よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?