退屈な毎日を上手に乗り切る、私なりの方法?
今から5年前、伊豆の山の中の別荘地に移り住んで、セカンドライフを送っているペースケです。
もうすっかり、身体が田舎暮らしに馴染みましたが、それでもたまに、時間に追われていた現役時代を思い出します。
当時は、オフタイムの過ごし方について、あまり考える事もなく、食べ歩きをしたり、旅行に行ったり、山歩きをしたりしていました。
貴重なオフタイムだけに、何もしないでいるのが勿体無いと思っていたからです。
ところが今は、オフタイムが占める割合が、逆転してしまいました。
ほぼ毎日が、オフタイムです。
そうすると、何もしないでボーッと過ごす時間が、圧倒的に多くなりました。
そして、こんな事じゃいかん・・・と自分に言い聞かせるのですが、如何せん、オフタイムが多過ぎて、その時間全てを埋めることなんて不可能です。
何か趣味を持てば良いじゃないか・・・と思われるかもしれませんが、趣味だって、毎日毎日、朝から晩まで没頭出来るものでは有りません。
そうなると、そんな状況を打破するには、またフルタイムで働くしかありませんが、もう年齢も年齢なので、今からフルタイムで雇ってくれる所なんて、警備会社か介護施設くらいしかないでしょう。
私は現在、老人介護施設でアルバイトをしているのですが、3日に1度、しかも夜間の勤務(夜は7時間寝られる)なので、日中のほとんどの時間は、365日オフタイムです。
こんな事を書くと、毎日、残業残業でヒーヒー言っている方たちから怒られそうですが、もちろん、それなりの賃金しか貰えません。
それなら、警備会社でも介護施設でも、フルタイムで働けばいいじゃないか・・・と言われそうですね。
でも、そもそも山の中の別荘地に移り住んだのは、そういう働き方をしたくなかったわけで、本末転倒になってしまいます。
それなら、オフタイムが多過ぎる事を嘆いても仕方ないじゃないか・・・と言われそうですが、実は、この点についての心構えが、田舎に移住する前は、出来て無かったのです。
話を戻しますが、別に、毎日ボーッと過ごしても、生活に支障があるわけでは有りません。人生の残り少ない時間を、無駄に過ごしてしまったと、後悔が残るだけです。誰に迷惑を掛けるわけでも無いし、誰かから叱咤されるわけでも無い。
自分の人生なのだから、どんな生き方をしても、本当は良いのです。
しかし、とは言っても、やはり、自分の性分として、非生産的な日々をダラダラと過ごすのは気が咎めます。
で、そろそろ結論に持っていきたいのですが、有り余るオフタイムを、もう少し充実させるには、どうすれば良いか?
私なりに辿りついた答えが有ります。
それは、1日のルーチンを決めて、それを遵守すると言う事です。
例えば、朝は5時半に起きて、朝食をきっちり作り、軽いストレッチをして、ネットを巡回し、掃除と洗濯をして、昼飯を作り・・・と言うような1日のスケジュールと、3日に一度、市営の温水プールで泳ぎ、1週間に一度、ホニャララをする・・・と言うような週単位、月単位の予定を立てるのです。
これを回していけば、1週間、1ヶ月、1年が、あっという間に過ぎていきます。
わかっています。このやり方には、賛否両論あろうかと思います。
これは、山の中に移り住んでセカンドライフを送っている私が、試行錯誤の末に辿り着いた、私なりの答えなのです。
私は、3行日記をエクセルで付けているのですが、この日記には、1ヶ月分の予定が、すでに書き込まれています。
そして毎日、その予定を修正しながら、日記を付けています。
これに何の意味があるかはわかりません。
ただ、自分が立てたスケジュールに沿って暮らして行くことで、煩悩に悩増される時間が減った事だけは、確かなのです。
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