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自分の行動を惹起するモノ

伊豆の山奥で セカンドライフ を送っている。
ここは 古い別荘地 で、ゴミ当番 地域奉仕 などは、管理組合が代行してくれる ため、社会活動とは無縁 である。
それに、市街地から20分程度離れている ので、外部からの雑音 も少ない。

要は、自由 なのだ。全てが 自己責任
誰も助けてはくれない 代わりに、自己中心的な暮らし が出来る。
自分としては、今の環境を 100%気に入っている

しかし、ちょっと気を抜くと、怠惰で ダラシナイ生活 になる。
自分が良ければ、それはそれで構わない のだが、まだまだ 雑念に惑わされている ので、そういう生活を 後ろめたく感じる

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最近、2度ほど 家に宿泊してくれたゲスト は「廃バス」の写真を趣味にしていた。
廃バス」とは、廃棄されたバス の事だが、まぁ、一種の廃墟趣味 だろう。
何となく わかるような気もする が、自分としては、あまり 興味が湧かない

しかし、彼に取って「廃バス」という キーワード は、行動のモチベーション になっているようだ。ネットで「廃バス」の情報を仕入れては、それを撮影するために全国各地に出向いて いる。「廃バス」が、彼の 行動を惹起している のだ。
ちなみに、我が 函南町にも、「廃バス」の情報で辿り着いたと言う。

そこで考えた。
自分に取って今、何が 行動のモチベーション になっているだろう?
何が、自分の行動を惹起している のだろう?

特にキーワードになるようなモノは、思い付かない。
強いて挙げれば、民泊の宿泊予約 かもしれない。
自分の行動を惹起するモチベーション が、他人任せ・・・というのは、何とも 情けない限り だが、月に何度か「宿泊予約」が入ると、重い腰を上げて 動き出す 傾向があるのは確かだ。

それは、どちらかと言うと、仕方無く なのだが、宿泊予約 が入ると、部屋を掃除 し、ベッドメイク をする。溜まっていた 洗濯 をする。
すると、気持ちが軽くなって、外出する気 が湧いてくる。
人間の心理 って、不思議 なものだ。

実は、3日に一度、宿直のアルバイト をやっているので、3日に一度は、否応無く外出 しなければならない。
しかし、この 外出 は、自主的に外出する のとは全然、違う
いつも、アルバイトに出掛ける時間まで、ダラダラ、グズグズ、モゾモゾ・・・している。

そして、終わって帰ってくると、また次のバイトまで、ダラダラ、グズグズ、モゾモゾ・・・過ごす。
ところが、その間に「宿泊予約」が入ると、このパターンが 少し変わる
何となく、気持ちが 動き出す のだ。

まっ、そう言うわけで、今の自分に取って、行動のモチベーション は、「宿泊予約」と言えないこともない。
しかし、本当は、あの 廃墟趣味のゲスト のような キーワード が欲しい。

○○○○」と言う キーワード を目にしたり、耳にしたりすると、俄然、やる気が出て きて、行動のスイッチが入る・・・。
そういうモノがあれば、もう少し 充実した毎日 が送れるのではないだろうか?
無い物ねだり ってヤツだろうか?


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