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糖質制限を始めて半年が経過・・・その弊害は?

伊豆の山の中でセカンドライフを送るペースケです。
私は、2021年5月14日から、糖質制限を始めました。
ご飯・パン・麺などの主食を食べない糖質制限です。

主食を食べない代わりに、脂肪やタンパク質は多めに摂ります。
効果としては、1ヶ月で血圧降下剤の服用をヤメられました。
3ヶ月で、体重が20キロ落ちました。

しかし、その後は変化が無いというか安定期です。
ただ、甘い物が食べたくなると、人工甘味料や天然甘味料などを使った糖質オフのスイーツを食べているせいか、お腹にガスが溜まります。

おそらく、腸内細菌の分布が変わった為に、ガスが溜まるのではないかと思われます。ガスが溜まるというのは、オナラが出るという事です。
これ、地味に困ります。

そんな中、東北大学大学院農学研究科の都築毅准教授らは、ネズミを使った実験で「糖質を抑えた糖質制限食を食べ続けると、体の老化を促し、健康に影響をもたらす恐れがあるかもしれない」との研究報告をおこないました。

しかし、これには反論があって、ネズミは元来、穀物食の動物であり、雑食の人間と比較する事は出来ないという点です。
確かに、草食動物に低糖質で高脂肪、高タンパクの餌を与えれば、代謝機能がおかしくなるのは当然かもしれません。

そこで気になるのは、果たして人類は、肉食動物なのか・・・という事です。
長い歴史の中で、人類は、屍肉食から肉食へと変化し、農耕生活を経て、現在の雑食になりました。

農耕生活が始まってから、約1万年と言われますが、それまでの約600万年は、狩猟採集生活だったようです。
問題は、その1万年の間に、人類の代謝機能が、どう変化したのかです。

人類には、血糖値を下げる機能として、インスリンの分泌しか備わっていないそうです。これは明らかに、肉食(雑食)動物の特徴です。(ネズミには2種類の血糖値降下機能が備わっているそうです。)
そう考えれば、約1万年の農耕生活は、人類の代謝機能を進化させるに至って無いと言えそうです。

つまり、人類の本質は肉食(雑食)であり、穀物(デンプン)を断つ糖質制限は、正しい・・・という結論に至るのではないでしょうか?
もちろん、運動量が大きい人は、糖質を多く摂取してもエネルギーに変換されるだけなので問題ありません。

問題なのは、糖質をエネルギーではなく、脂肪に変換して蓄えてしまう多くの現代人です。特に壮年期以降の運動量が減少する世代です。
中高年以降は、一部のアスリートを除く、ほぼ全員かもしれません。

半年間、糖質制限を続けてきた自分としては、今のところ、糖質制限はメリットしかありません。まぁ、お腹に溜まるガスは、デメリットですが、これは、糖質制限と言うよりも、消化されない代用糖質が原因です。

いかがでしょう?
肥満気味の人、糖尿病気味な人、体調不良な人、一度、糖質制限を試してみては?
主食を抜くだけですから簡単です。

私は、ご飯やパン、麺類が大好きな人間でしたが、すでに半年、主食抜きの食事を続けています。きっと、皆さんにも出来るはずです。
但し、脂肪とタンパク質、特にタンパク質の摂取は、多めにしないと身体を壊す可能性があるそうですから、くれぐれも留意してくださいね。

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