ソプラノとピアノのための「口ばしり」

(さっきょく塾の「聞いてくださいシリーズ」の投稿です)

https://youtu.be/BpZXhtiykqA


演奏:
米津知美(ソプラノ)
鈴木絢子(ピアノ)

作曲:後藤天

2018年8月31日小黒恵子童謡記念館にて初演

この曲は、劇団「雲の劇団雨蛙」の公演の為に作られました。

同公演は「声」のバリエーションを見せるという趣旨のもので、オペラ、ミュージカル、ポップス、初音ミク、その他の種類の小さな作品を並置するような形のものでした。(公演自体のターゲットとしては演劇の観客が想定されています)

僕の作品のチャレンジとしては大まかに3つあります。

1つは、母音の発音記号を舌や口の形・位置として記し「口腔内の動き」を作曲すること

2つ目は、ビートを共有しないアンサンブルをすること

3つ目は、「雑な」指示を具体化するための世界観として物語を提示すること

※曲の注釈はソプラノの方に書いてありますが、ピアニストにも共有される前提です。

#さっきょく塾

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