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『天気の子』ポエム
天気の子をイメージしてポエムを作ってみた。題材があると心に情景が浮かんで詩を詠いやすいな。
分厚いに雲が天を覆う──。
太陽が失われてから もう何日だろう?
窓に雨が伝う 僕の心も雨模様。
モノクロ世界に 朱色の鳥居。
鳥居の中 か細い少女
手を合わせて天に祈る──。
前髪は額に張り付き 震える小さな肩
髪先から滴る雫 地に落ち 弾ける。
雫照らす光
一条の光 曇天に立つ
朱色の鳥居が輝き 少女は光の輪に包まれる。
少女は笑顔 溢れる。
僕の心に 太陽昇る──。
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君にもう一度会いたい──。
ただそれだけのこと なのに なんて難しいんだ
君の小さな肩に 世界は重すぎる
僕は叫ぶ
世界を投げ捨て もう一度会いに来てと。戻ってきてと。
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後先考えず
全てを投げ捨て
ただ 突き進む
ああ これが自由だ
今が全て あとも先もない
ただ 今のみを 生きる。
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136295603/picture_pc_32ef22fcbaace2043cb7d514dcd52b3d.png)
曇天の下 垂れ込める暗闇
重き雲海の上 荘厳たる光の世界
いつから 醒めてたんだ?
大人ぶって ガキの心 奥にしまい込む。
アイツ見て 思い出す
ガキって カッコいいじゃん。
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祈り 祈る……
擦り減る生命──。
でも やめられない
やめちゃいけない
そして
身体は溶け出し 霧散した。
天の怒り
鎮めるは 天気の巫女
雷雲はとぐろ巻き 龍となし
電閃は空を裂く
雨 矢の如く 地に刺さる
天気の巫女 小さな肩を震わせ
祈る──
矢 鎮まり
雷影 掻き消える。
天の遣い 龍
巫女 迎え
天の園へと……
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何があっても 君に 会いたい
ただそれだけで 前に進める。
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