真の敵は自分の中に存在する・・・(敵は本能寺にはなし!!!)

 いじめを受けている子供たちは、感受性が他の子よりも強く、頭もスマートだろう。きっかけは何にせよ、いじめはどこでも必ず起きてしまう。私のお師匠さんから聞いた受け売りの話になるが、人間は敵が一つになると、そのグループは勝手に一つになろうとしてゆく。それも、心理作用らしい。戦時中、鬼畜米英といっていたことをご存じだろう。それも、心理作用としては、同じ仕組みである。同じ敵ができると、結束力が強まる。会社でもそうではないか。変なものだ、人はそこに快感さえ覚えて、その中の嫌だった人とすら一瞬でもわかりあえたような気にすらなってしまうのだから、集団心理とは恐ろしい。

 あなた方がいじめている、コツコツ方の人間は、もしかすると20年30年後に、あなたの仕事を生み出す側の人間になっている可能性をもっていることが理解できるだろう?
 え?そんなわけないじゃん、っていう人が大多数だろうが、そんな人の変貌や未来の出来事が誰にわかるというのだろうか?そんなこというのなら、今回のコロナあなたは予測できていたんですか?
 人の未来は誰にもわかるはずがない。感覚の鋭い人なら10年先は予測はして方向性を考えて情報収集をしているとは思うが・・・。
 他人の受け売りの多い、大多数の人の中では多数派の話ではないだろう。
兎に角、いじめを受けて引きこもっている、人達に言いたい。こうやって私のように、中卒で元引きこもりで、ダメダメな人間だって、こうやって何とか生きているのだから、これだけは伝えたい「二度と戻ってはこないこの人生の瞬間を、喜怒哀楽とともに思う存分感じ取って悩みながらも、自分の道を突き進んで欲しい」、明治生まれの私のばあちゃんが口癖のように言っていた言葉が思い出される。「時は金なり」と。本当の意味が今になってわかる気がする。

「時間はお金にすることはできるが、お金は時間にすることはできない」

今、いじめをやっている、そのことを理解していない子だもや大人たちに聞いてほしい。というか聞け!人をうらやむな。「境遇を呪うな」誰だってみんな、苦しみを抱えて生きている。その個人を否定して、排斥しようとする前に、「一回だけでいいから、一杯の酒でも一緒に飲んでみてはどうだろう?」本音をぶつけてもいないで、自分の周りの人間の一方通行の話で、「うん、悪いのあいつだよんね、それってわかる~」ってさ、それが、いじめをしている側の人間にはわかっていない。永久にわからないのかもしれないが。それはどうでもいい話だ。
 ただ、いじめをすぐに、やめていただきたい。引きこもってしまっている子にも可能性が多々あるということを、そしてそれが将来のあなたの生活に影響をおよぼす(お金を生み出す)側の人間になっているかもしれないのだから。否定するのはやめよう。実体験したことのないものは真の理解のできはしない人間という存在にとっては、このはなしすら理解できないのだろうが・・・。

 自分がいじめを受けていま克服してくるまでに、20年も費やしたから、この場を借りて、引きこもっている子たちに話したい。可能性はまだ、若いのだから必ずある。できることは必ずある。必要としている人間も必ずいる。だから、国が存在する以上、ガンガンチャレンジしろと、おじさまたちが言うのはそこだ。「少年老いやすく、学なりがたし、一寸の光陰軽んずべからず」こんな素晴らしい言葉を先人が残してくれているではないか。(って自分もずっこけ人先生で気が付いたのですが・・・)

 自分の可能性を信じて、子供ができると未来について考えるようになり、地球を、国を、日本人を、子孫を、人のことをようやく考えることができきるようになってゆく。人は悲しいものですね?(と、どっかの歌にあったな・・・汗)まぁいい。

 みんな、だれしも感じるところは同じ、考えることも大体一緒だということを、頭の片隅に置いておいてほしい。
 痛いものは誰だって痛いんだし、悲しいものは誰だって悲しい。そこが、皆が皆、昭和とともに消えて行ってしまったことなのかもしれない。ただ、 「運命のいたずらさえなければ、自分の未来は努力次第で変えることができるハズ。自分の可能性を信じて目の前のことをコツコツやる!ただそれだけでいい」決して楽ではないが、やってみる価値はある。

 
 

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