バクシン!(2021/05/24の日記)
このご時世、きびしい思いをしている飲食店はごまんとあるだろう。まとめて扱うのも忍びないけれど、そうとしか言いようがないほど。
それでもるるの紅茶を求め、メイドの愉快さを求め、居心地の良さと安らぎを求め、スイーツを求め足を運んでくれる方々がいてくださっている。
既存の言葉ではちょっと物足りないくらいの感謝ではちきれそうだ。
今さらになって(詳細に言うならば24日の16時ごろ、生ミントを求めて栄の街をさまよっていて)気付いたことがある。
私はスタミナを温存することができない。
とくに土・日曜など営業時間が少し長いときは顕著で、お昼にお客さんがワッと来てくれたときはそこでスタミナをフルに使って働いたり動いたり、テンションでパフォーマンスを維持しようとする。そのため夜になるにつれぼうっとする(脳みそが停止する)瞬間が増えて、それはおなかがすいているからなのか喉が渇いているからなのか、単純にはしゃぎすぎたのか区別がつかなくなってしまう。
この「温存できない」問題はかなり深刻で、じつは数年前に音楽活動を熱心にやっていたころにも課題となっていた。
ロングトーンのやたら多い曲や、そもそも出演時間が長いとき。
昇るように少しずつ解放していき、己が「ここピーク!」と決めたところでバチッと全力をぶつけられるようにする……という能力が異様に低かった。
温存と怠惰をはき違えているのだろうな、と自分に対して思う。
それらが、自分に対する自信のなさ故のものだとも。
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