冬瓜汁

雰囲気のよい喫茶店で、雰囲気のよい音楽が流れていた。 優しく、誰かのために泣いているような声色で、ゆったりとしたメロディを歌っていた。 いかなる昼下がりも、おだやかで幸せな時間にする魔法のような曲だった。 それを検索アプリに聴かせてみたけれど、何回やっても誰のものかわからなかった。 かろうじて聴き取れた歌詞は『過ぎ去った時間は化石みたいだ 赤いほおずき 君がやってくる前に』だったような。 もしお心当たりがあったら教えてください。

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原稿進捗

11月17日 COMITIA150『しゅてるんわーくす』でサークル参加します。 夜に閉じ込められたふたりの漫画を鋭意制作中――！

自創作イメソンリスト

COMITIA150出ます！ 私は……由緒正しいオタクなので、もちろんイメージソングのリストを作っています。 これって局所的な文化じゃなくて、オタクはみんなやっていると思い込んでいるのですが、違ったらどうしよう？！ こういう文化も……あります！ いつも原稿の気分をチューニングするために、おおよそ同じ曲調を聞くようにしています。 激しいロックを聞くとゴリゴリの線に、やわらかいポップスを聴いているとまぁるい線になるので、混在しないように。 本当に効果があるかは神の味噌汁……神

【紅茶プラン向け】問題を抱えたキャラクターを何人つくるか問題

漫画を描いているときと小説を書いているときを比較してやっと感覚を掴めたので、ここに書き留めておきます。 「問題を抱えたキャラクターが何人いるか問題」、問題というコトバに挟まれていて問題感がすごいですね。 これが一人称と三人称の違いなのかー。

朝の海には帰らなくっちゃならない。

朝の海には帰らなくっちゃならない。 左手にお香を焚いたような空が広がる一方で、青くしっとりした夜の匂いが右手の空で広がり、私はちょうど狭間から海を見ていた。 朝のお香と夜の露が私の体を半分ずつ覆って、いま食べられたら体からそれらがじゅわっと染みてきて美味しいんだろうなと思った。 朝5:30頃に見た海には、すでに親子1組と、カップル1組がお散歩をしていた。私はそこに単身乗り込む。それぞれがそれぞれと距離をたっぷり取って、のんびり過ごしていた。 朝の海は好きだし、朝の海を好き

パーフェクトにスロウなライフ

ワケあって、多肉植物とデパートをお散歩しました。 植物には話しかけると良いといいますから、エスカレーターに流されながら「おでかけ楽しいよね」と声をかけました。 PLSTという、一見プレステと読んでしまう服屋さんがあって「プレステだね〜」と言ったのですけれど、結構クールに流されました。植物はそういうところがあるね。 正反対な私たちの共同生活が、始まる。 【漫画、描いてます】 購入はこちらから

【紅茶プラン向け】ペン遊び

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【手書き】好みっていう自我

世界平和の歌

『ねえ、聞いてよ。 この世のすべてが愛しいって感じるんだよ、夜。昼はね、みんなが敵。どうしてこんな風になっちゃったんだろうね。ずうっと夜にいられたら、ぼくはどこまでも素敵なひとでいられるのにね。 だからぼくはどこまでもニンゲンなんだね』 『ニンゲンじゃないきみにお話をしてあげる。してあげるんだから聞いてよ。 ねえ、ぼくたち宇宙のどこまでたどり着けるかな？ ぼくはね、ずっとずっと先まで行きたいんだけれど、残念ながらだめみたい。 宇宙空間って息できないらしいよ。ニンゲンはね。

【手書き】にがてだけど好きなこと

【漫画、描いてます】 購入はこちらから

静脈鎮静法の親知らず抜歯

1泊2日で3本抜いてきました、親知らず。 その前に1本だけ別のクリニックで抜いてもらい、その他は難易度が高い🥵 ということで大きい病院への紹介状をいただいたのでした。 不安まみれの静脈鎮静法。 たくさん調べたり、知人から経験談を聞いたりしても「結局痛いんじゃないですか？！」と、怖すぎて……。 だから私もここに、書き残しておこうと思ったのでした。 おなじ不安を抱えるものたちへ。 まず、結果として『手術、痛そうだしまじ怖い』という不安はすべて杞憂に終わりました。 私はミダ