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価値主義経済が来る

おはようございます。

僕がブログで書いている内容って、基本「もう脳内から出したから忘れていいや〜」っていう風になるんですが、さっきブログの一覧を見たら「なぜ僕はうんこを漏らしてしまうのか?」というテーマが聳え立っていて、朝からびっくりしました。

という物忘れの激しいご報告でした。


ということで本日は「価値主義経済が来る」というテーマでお話をしていこうと思います。

これは世間ではだいぶ言われて来ていることだと思いますが、今日では資本主義社会での欠点も多く見つかり、ITやらAIやらが台頭してきていている中で今後どういう風に社会が動いていくのかというところについて少しお話をしていこうと思います。

(昨日の内容との落差がすごいですが、どうかお付き合いください。)


では本題へ。

まあさまざまなメディアとかブログとかでも書かれている内容だと思いますが、実際に今の資本主義経済の中でどういう問題が起こっていて、それが今どのように形を変えようとしているのか、こういう部分を少しずつ紐解いていけたらなと思います。


ではまず、僕たちが今生活しているこの資本主義経済とはどういうものなのなのか。

ここから説明をしていこう。

資本主義経済とは、18世紀後半のイギリスでおきた産業革命をきっかけに成立したもので、自由競争により利益を追求して経済活動を行えば、社会全体の利益も増大していくという考え方に立脚している。(人は自らを豊かにしていくという考え方)


そこの背景としては、制約の多い封建時代の社会(主従関係にもとづく身分的階層制が形成されている社会)を市民革命で乗り越えた人々が自由に職業を選び、事業をおこして自由競争を行い、資本家は利潤を目的にして生産を行うことができるようになったというものであった。


つまり、封建時代での農民はお金のためではなく収穫の一部によって与えられる保護のために働いていましたが、市民革命を起こし、土地を持っている戦士や武士からの支配から逃れ、自由に職業を選んだり、自分で事業を起こしたりできるようになったのである。


というような構造になっていて、それなりにうまく発展・成長を繰り返して来ていたのですが、それが1990年代後半にリーマンショックなどが起き、金融の世界が実体経済とかけ離れたものになっていってしまったのである。


端的にまとめると、手段の目的化が進みすぎてしまったというところに原因があるように感じられるだろう。

本来、お金は価値の交換・保存・尺度などの役割を持っていて、銀行も証券も産業や人々の活動をサポートする存在だったはずですが、、、


それが徐々に「お金を増やす」という手段の部分が強調され過ぎるようになり、多くの人がそこしか見ないようになっていき、結果的に実体経済や人々の生活と全く関係のないところでお金だけが動くようになってしまったと。


そういう部分に疑問を感じている人も少なくないんじゃないかなと思っている。

そしてここでの問題は、資本主義が考える価値あるものと、世の中の人が考える価値あるものの間に大きな溝ができている部分だと思う。


つまり、お金になるものが価値と考えられている資本主義経済的な考え方の影響力が強くなり過ぎてしまって、例えばNPO法人で貧困問題を解決するとか、社会を良くするための行動など、人々が感じる価値とどんどんかけ離れていってしまったという感じだろう。


そこにITなどの新しいテクノロジーが生まれると人間が作った概念は変化を余儀なくされます。

例えば、今までは文字の記録やデータの記録などができるのは紙だけでしたが、ITの発達で文字を電子的に記録して自由に発信できるようになったので、紙はただの記録媒体の選択肢の一つになりました。


というような感じで、貯金が0円だけど多くの人に注目されていてTwitterのフォロワーが100万人以上いる人が、何か事業をやりたいと考えた時に、優秀な仲間はすぐに見つかるし、クラウドファンディングで資金は集まり、わからないことはフォロワーの知恵を借りらればいいと。


こういうことが起きていると。

この人は、その時点でお金は持っていないかもしれないが、「他者からの注目」という価値を持っていて、これは自分の好きなタイミングで人脈だったり、金だったり、情報に変換していくことができる。

いわゆる価値主義経済の時代になって来ているということなのだと思う。


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amzn.asia


ということで本日は「価値主義経済が来る」というテーマでお話をしてみましたが、このほとんどの文を「佐藤航陽さんのお金2.0」という本から抜粋させていただいておりますので、僕の説明よりもこれを見てもらった方がわかりやすいと思います!笑

ではまた!




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