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【 ボードゲーム制作費の工面について 】

 ゲームマーケット2023秋の初出展を控え、疑問に思ったことを、X(旧Twitter)のアンケート機能を使い、参加者さん達に聞いてみました!

『ゲームの制作費ってどうやって工面してますか?』

Xの仕様上、複数回答ができないため、本来は重複して捻出している方もいらっしゃると思いますが、その辺りは集計しきれていません。

↓↓結果はこちら↓↓

148名の方に回答頂き、72%が『貯金の切り崩し』という結果になりました!当初想定したよりも多くの方にご回答頂き、少しは信頼できる数字になったかなと思います(*´ω`*)

この結果、会場で出展している約7割のブースさんは、個人の持ち出しで制作し販売しているということになります。結構同人サークルさんの負担が大きいなと感じました。

ただ、今回のアンケートでは、それ以上に深いお話を聞くことができました!

以下、アンケートにご反応頂きましたサークルさんを、コメントと共にご紹介いたします^_^

◉ 蒼空久遠工房 様

クラファンもハードルが高い…

蒼空久遠工房さんは、2023春に出展されており、今回が2度目の出展になります。春のときにかなり苦戦され、ご自身で何が原因だったのかしっかりと検証されていました。今回は宣伝や動画作成等、とても力を入れていますので、その成果を見守りたいです!同じ魔女や魔法がテーマのところも親近感を覚えます( ^∀^)



◉どすこい喫茶やま工房 様

絵師さんとの関係性が素敵です!

どすこい喫茶やま工房さんは、私と一緒で初出展になりますが、絵師さんに対するこの気持ちがもうとても素敵だと思いました^_^
利益を出そうとすると、単価が6,000円を超えてしまうため、まずは皆さんに遊んでもらいたいという思いから価格を抑えたとのことでした!
カード枚数がとにかく凄い!初出展同士、今後も情報交換して頑張っていきたいです(*´ω`*)



◉USAPAGAMES 様

順調にステップアップされていて凄い!

着実に実績を積みステップアップされているサークルさんです。ただ、一度こけると、また貯金切り崩しのリスクがあるというご意見も頂きました…!安定して売れる作品を作り続けるのは大変ですが、一度購入して面白かったサークルさんのゲームは、個人的にリピート率が高いです^_^
この原理で、クラファン支援も集めやすくなるメリットはありますね!新作もパッケージやタイトルがとても惹かれます!



◉くらげシステム 様

とても正しいと思います!

『アクシズ攻防戦』や『ジムカルタ』を制作されているサークルさんです。とても現実的で正しい意見だと思いました。趣味としての範囲内で、皆さんに楽しみを提供する活動は、とても理にかなっています(*´ω`*)
BOOTHでも販売されていますよ!



◉Joyple Games(ジョイプルゲームス)様

ゲームマーケットの本質だと思いました!

2019年から活動されているサークルさんで、とにかく利益を考えず作りたいものを作って皆さんにも楽しんでもらうというスタンスが素晴らしいと思いました( ´ ▽ ` )
確かに『物を売る』に囚われすぎてしまうと、製造コストで諦めなければいけないコンポーネント等も出てしまいますが、視点を変えれば気にならなくなりますね。目から鱗のお話でした!



◉ぴよよ屋さん 様

無理はダメです…!

テストプレイ会や即売会でもお会いしている、ぴよよ屋さんです。『なかよしフレンズ』など面白いゲームを制作されているため順風満帆かと思いましたが、それでも貯蓄の切り崩しが必要なんですね…
私生活に影響が出てしまうと大変なので、無理の無い範囲での活動を応援しています!
でも、新作は楽しみにしています( ^∀^)



◉80GAMES 様

最後のタグ…!

具体的な金額を提示してくれた80GAMESさんです。70万と聞くと結構ビックリしますが、利益分があるとリスクは抑えられそうですね!ある程度目算が立つと制作数も決めやすくなりそうですが、当然制作費以外にも色々な経費が発生しますよね…
最後のタグのインパクトで、全部持っていかれました笑



皆さんの意見を聞いて感じたのは、とにかくゲームを触ってもらって楽しんでもらいたい!という気持ちが共通していたことです。
私自身2023春のゲームマーケットに一般参加者として行きましたが、同人サークルさんの熱量がとても心地よく感じました!やっぱりご自身で作ったゲームを説明したり買ってもらう時って、本当に嬉しい気持ちになるんだなぁと思いました。
それが今回の初出展に繋がったのですが(*´ω`*)


ここで、少しだけ、私のサークルも紹介させてください!
私は、MU∞GEN Project(ムゲン プロジェクト)というサークルで『マジョ×まじょ』というゲームを初出展・初頒布しますが、費用面については、クラファンの支援と貯金の切り崩しで賄っています。

ありがたいことに、クラファン支援のおかげで制作数は250個、ゲームマーケット当日は100個持ち込むことができそうです(*´ω`*)
初出展で100個は多いかもしれませんが、残った分は他のイベントでも販売できますからね!

これから予約フォームの準備も致しますが、ゲムマ経験者によると『予約数の3倍当日は売れる』と伺っていますので、何とか40個程度の予約が取れるよう宣伝活動を行なっていきます!


ここまで、ご覧頂きましてありがとうございました!これからもゲームマーケット初出展の立場で気になったこと、疑問に思ったことを皆さんにお伺いするかもしれませんので、その際はご協力頂けますと嬉しいです!

2023.09.19
MU∞GEN Project 代表:shYon(シオン)

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