エイプリルフールはうそみたいな本当の日
泰(やすし、ヤス)が亡くなって3度目の春です。今年は仙台も既に初夏の装いです。
体調がいくぶん安定するとヤスは社会復帰の道を模索するようになりました。神戸に向かうことを意識しはじめた2018年や2019年の春には、日差しが柔らかくなって桜のつぼみが膨らんでくる頃から、日に日に濃くなっていく緑のトンネルの下を、体力作りを兼ねたヤスと一緒に散歩したものでした。
12年前の2012年4月1日は忘れることのできないエイプリルフールです。
この日にヤスは東京三鷹の杏林大