金蝶饅頭はなぜ、ぬくもりの味がするのでしょう? 第2章 ~その後の吉田家~ その3
平成三十一年二月二十八日
私の経営能力及ばず、残念ながら会社を倒産せざるを得ず。
家業としての暖簾
金蝶饅頭の宗家 吉田家の跡継ぎとして、父から遺されたとても大きな目に見える負債と暖簾、家族という課題、それと目に見えない(でも美しい)レガシーを受け継いで、精一杯生きた人生は、振り返ってみると、苦しいことが多かった分、味わい深く幸せなものだったと思います。
最後の最後まで、たくさんの方々に迷惑をおかけして終わった身としては、誠に申し訳ない思いでいっぱいです
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