学級で大切にしていること1


はじめに

私の自治体では明後日から3学期が始まります。
そうです。冬休みが終わってしまうのです・・・。(すでに始まっている方はごめんなさい。)

毎学期が始まる前になると憂鬱になります。
やっぱり仕事ってなると嫌じゃないですか笑
でも、子どもたちに会えるのはとても楽しみです!
そんな私が学級で子どもたちに伝えていることを書きたいと思います。

まず伝えること

どの先生方も学期が始まるときに伝えることがあると思います。私の場合、

「○年生としてではなく、一人の人として接するよ」

聞く人によっては冷たいと思うかもしれません。「子ども扱いしない」と言っていることとほぼ同じですからね。
この言葉の本意としては、

「○年生だからしょうがないよね。」
「○年生にしてはすごいね。」

という扱いをしないということです。○年生としてではなく、一人の人としてすてきなことは伝えるし、ダメなことはダメだよと伝えるということです。

それはどうなの?

学校は成長する場所だと思っていますし、自身の責務としても子どもを成長させなければとも思っています。そういった中でその行動どうなの?ということを子どもたちと共有しています。これしたら本気で叱るよってやつです。

1、人を大切にしないこと

どの先生方もこれはほぼ確実といっていいくらい子どもたちに伝えていると思います。
人=自分友達です。
前者に関しては、特に本学級は自己肯定感が低い子どもが多いです。これに関しては、叱るではなく、話を聴く感じになります。
後者に関しては、友達のことをバカにしたり、煽ったり、傷つけたり、それに似たような行為をしたりです。これに関しては本気で叱ります。

2、やる気がないこと

学校は成長する場所であるというのが私の考えです。成長度合いや成長タイプは人によって異なります。成長する子どもに共通していることはやる気があるという点です。
結果として見た時に「できた」「できない」ということになりますが、正直できなくてもいいと思っています。(もちろん「できた」に越したことはありませんが、)
それよりも、やる気をもって取り組んだかという点が大事であると子どもに伝えています。
「やる気がでない」にはいろいろな要因があると思います。やる気を0,1→1にすることは担任としてできることだと思いますが、0→0,1にするのは無理だと思っています。(※細かいことはまた今度書こうかなと思います。)
まずはやってみる。これが大事です。

3、同じ失敗を繰り返すこと

人間だれしも失敗はあります。失敗しない人なんていないでしょう。私もたくさんの失敗をしてきました。
「失敗して、間違えていい。それは恥ずかしいことではない。」
と常々伝えています。そういった中で、

「同じ失敗の仕方を繰り返すことは違う」

といったことも伝えています。失敗ではなく、失敗の仕方です。一度うまくいかなかった方法は別の方法で再度挑戦すればいいのです。それでまた失敗したら、また別の方法に挑戦すればいいのです。そういった過程の中で自分に合う方法が見つかっていきます。


おわりに

以上が私が学期初めに子どもたちに伝えていることです。
日本には多くの先生方がいて大切にしていることも一人一人異なっていると思います。
読んでくれた方が「そういう考えもあるのね。」と少しでも思ってくれたら幸いです。
明日しっかり休んで明後日から頑張りましょう!!

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