佐々木郎希完全試合に思う

 昨日は本当に衝撃的ニュースがありました。プロ野球で完全試合を達成したとのこと。その選手はまだ20歳の佐々木選手。

 自分は20年前、高校球児でした。その影響もあって社会人になっても見るのが大好きで嫁さんと甲子園に観に行ったこともあります。

 佐々木選手についてももちろん高校時代から160キロオーバーの速球を投げてましたし日本の宝だと言われていましたので知っていました。

 その中でも印象に残っているのが、彼が高校3年最後の甲子園のチャンス、岩手県大会を勝ち上がり決勝まで行ったときです。
 高校は大船渡高校で決して全国的に有名な高校ではなく、彼の地元の高校といった感じです。東日本大震災を経験し、地元に元気をという思いもあってその高校を選んだと聞きます。

 3年時、佐々木の活躍で決勝まで勝ち上がり、地元の期待も大きい中、準決勝でかなりの球数を投げていた大黒柱の佐々木を最後まで使うことなく敗退しました。
 この話は当時話題になり、一生に一度の高校生の夢を潰したとか指導者にも多少なりとも批判があった記憶があります。それでもその当時の監督(自分より若い)は佐々木の体のことを考えて最後まで投げさせなかった、この決断は大変だったと思います。

そういった思いもすべて背負って成長してきた佐々木選手、こんな早い形でこれだけ凄い偉業を達成するとは今度も期待せずにいられませんね。まさに規格外!

高校時代の監督も今どんな気持ちなんだろうと想像します。

そんなことを考えてしまう、BIGニュースでした!

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