GW特訓の総括

4月27~29日の前半と5月3日~6日の後半、生徒それぞれの目標を設定し、全員目標を達成することができました。目標設定において、生徒それぞれの要望と志望校をふまえたため、自主的に、危機意識をもって取り組むことができたように思います。やはり折に触れて過去問を取り扱うことの有意義さを改めて実感することができました。

生徒1:お茶の水女子大・第一志望
数学:チャート式ⅡB・三週目
英語:大学入試基本レベルの長文問題集6題
   難関国公立大・基礎レベル記述対策6題
英語1時間・数学2時間・英語1時間をベースに、英語だけ授業を実施
英語の予習と復習、数学ⅠA、生物と化学は家庭学習にて対応。
毎日自習の進度と理解度を質問・確認、1日8時間程度の勉強時間を確保してもらいました。内容のみならず、これから夏にかけて1日12時間以上、集中して勉強できる時間を増やしていくことも課題です。
高3一学期中は基礎レベルの完璧な習得が目標ということで、しばらくは英語・数学・生物・化学に集中して進めていく予定です。

生徒2:東京学芸大・第一志望
共通テスト対策がメインであるため今回は高3の学習範囲の総ざらい。
英語:入試レベル(基本編)の長文、文法問題集
数学:チャート式
化学:学校使用の問題集の復習
これらの科目を自習にてどんどん進め、1時間につき、10分程度の質問・内容確認

生徒3:都立立川高校・第一志望
まだ中3生ではないため、指示した英語・数学のテキスト・問題集をどんどん進める。
1時間につき、10分程度の質問・内容確認をベースに、未学習部分や発展内容については、随時授業を実施。
苦手な理科や社会については、中学校の定期テストと重なる部分について、小学校の教科書・問題集を指定して、翌日口頭で確認テストを行い、中学生用の問題集で復習。小学校の教科書・問題集は絵付きで分かりやすいため、苦手な生徒が復習・自習、初めからやり直したい場合などにおすすめです。

生徒4:早稲田・政治経済第一志望
使用した過去問:早稲田社会学部・教育学部、慶應商学部
この生徒は体験授業として参加、フルに参加したため、かなり疲れたようですが、今後の学校の授業にも、今週学んだことを生かしてもらえればと思います。特に必要な基礎知識の確認を学校の授業内でできるようになると、放課後は実践演習の時間が確保できるため、より合格率を上げることが可能です。
それぞれ2年分ずつを特訓期間中に扱いました。

生徒5:立川国際中第一志望
この生徒も体験授業で参加。
都立中合格には「知識不要(一般常識は必要)」、「頭を使う」という最重要ポイント二点を理解してもらうため、初日と最終日は保護者と一緒に体験授業を受講してもらいました。
保護者との体験授業で使用した過去問は2022・2023年度の過去問です。
「頭を使う」とはどういうことかわかっている生徒、既に「使えている」生徒は、ここでの授業1か月で合格できるし、「使えない」生徒は3年間塾に通っても合格できないことが、生徒と保護者両方に十分理解してもらえました。

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