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日記:思いつくまま

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トレンドとかウケとか考えず、暮しの中で縁に触れ感じた事や思い出した事を そのまま文字にしたのが「日記:思いつくまま」です。  文体が様々ですが その時々の気持ちを大切にしたくて修…
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2022年10月の記事一覧

単身赴任で分かったこと

35年余勤めた会社で、一度だけ単身赴任を経験しました。 転勤を命じられた事業所は、車の走行距離50㎞超、所要時間1時間半余でした。距離的には通えない距離ではありませんでしたが朝6:30迄に出勤し、18:30頃の退社は迷うところでした。 通勤でも単身赴任でも選択できる場所だったので、どうするか妻に相談してしてみました。妻は「単身赴任すれば❢」と言いましたが、当然、決定権は自分にあるものだと思っていたのですが・・・ どうするかも決めていないうちにお隣さんから「単身赴任だってね。

加齢…に思う

自分で言うのも何ですが私はまじめで一途な性格で、一度決めた事の軌道修正がなかなか出来ない頑固者です。 自分では物事に柔軟に対応していると思うのですが、妻に何度も言われるのでそうなのかもしれないと思うようになりました。 「こういう人はボケやすい。ボケたら面倒見ないよ」と言われています。 ボケたら自分は分からないのだから、如何様にして頂いてもいいのですが・・・ 最近、ちょっと心配なのが頭の中で思った事と出てくる言葉が違う事があるようで、身近に居る人との間で「そういったよ」「い

どうにかしようと必死になると体を壊すまで気付けない

昨年の9月某日  突然、コーヒーカップを持って立っている自分に目覚めた(気づいた)。 え? 周囲を見渡してファミレスの店内だと解った。 なぜここに居るのか解らず、空いている席に腰を下ろしカップを置いた。 ・・・妻を見つけて、自分が居たテーブルに戻ることができた。 自分がファミレスに入った事やドリンクバーでコーヒーを淹れた記憶は 蘇らなかった。それは時の流れを全く感じない不思議な感覚だった。 その後も同じような事が起きた。 突然電車に乗っている自分に目覚めた(気づいた)。 不

結婚

11月に私たちの結婚記念日がある。                 記念の小旅行の計画を立てている中で当時を懐かしく思い出した・・・ ある日、私が主宰しているハイキングクラブに小柄ですらっとした    かわいいコが入ってきた。 彼女は、素朴な感じで、自然に溶け込むように皆と仲良くなっていった。 元カノの紹介だったので遠くから眺めていたが、あろうことか私はそのコ に魅せられてしまった。 体の中から熱いものがこみ上げて来るのを抑えられない、初めての感情  だった。 これが、本当

健康でいられる事の有難さ

何も患っていないし、ごはんもおいしく戴けるし 動きが鈍くなったとは言え体も普通に動かせる。 有難いことだとしみじみ思う。 だから、まあ健康なのだろう・・・ しかし、いつまで健康でいられるか 心許ない。 2・3年前くらいから夜中トイレに立つ時、体が昼間の ように動かない。 歩みもゆっくりだし、階段も前向きで降りるのが辛く 後ろ向きになって手摺につかまって降りる。 朝、さあ仕事だと思うとシャキッとするが 夜中に起きた時は齢を如実に感じる。 この感覚が日常になるのが怖い。