木桶を洗う

【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】

画像が貼り付け出来ない・・・

せっかく写真を撮ったのに
noteへ投稿できませんでした

なので、文章力でカバーします

仕込みの慌ただしい時期です
お酒を仕込む時は、通常タンクで行いますが、
神雷では昨年から木桶でもお酒を仕込むようになりました

木桶仕込みの生酛を初めて呑んだ時、
木の良い香りが口の中に広がりました
タンクでは出せない木の香りは独特ですが
さわやかな味わいを引き出していました

今日は木桶を洗いました

木桶の中に入り、たくさんのお湯をかけて
専用のメッシュでゴシゴシこすります
さらにお湯をかけて、最後にしっかりと水洗いをします

前の日から木桶にお湯を張っていたので
汚れもきれいに落とせたのではないかと思います

漫画「奈津の蔵」では
明治、大正時代までは日本酒は全て
木桶で仕込まれていたようです
昭和初期にホーロータンクを購入して
初めて仕込んだ時、
木の香りがしないのはおかしい、
と言われるシーンがありました

ホーロータンクは木桶に比べて
管理しやすく、お酒が目減りすることもありません

実際、今日掃除しましたがタンクの方が数倍楽です
造り手の事を考えるとタンクは助かりますが、
呑み手の事を考えると木桶も少しくらいあってもいいかな

洗い終わった木桶でどんなお酒が出来るかな
個人的には火入れしていない神雷生酛が大好きです


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