酒袋

【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】

先日、大吟醸袋吊りから醪を搾る作業を行いました
ヤブタで圧をかけて搾る日本酒とは一味も二味も違い、
味は大変素晴らしいそうです
量が極めて少ないので呑めるといいのですが

そして、翌日からその醪が入っていた酒袋を洗いました
まずは半切り(水色の桶)に水を一杯に入れ、水を流し続けます

そこへ酒袋を入れ、袋を水ですすぎます
次に袋を裏返してまた水ですすぎます
表と裏を洗うと酒袋についた醪が取れます
写真では見えませんが、小さな小さな醪が水面に浮いてきます
すすいだ後は酒袋を搾って水を切り、一纏めにします

袋の数は20~30位だったと思います
昨日、一昨日もこの作業をしました
終わったらもう一度半切りの中に酒袋を戻します

水面に浮いてくる醪もかなり減りました
酒袋は丈夫な布で出来ており、今後何年も活躍しそうです
この仕事はあと2、3日続きます
醪が見えなくなるまですすぎ、また来年使います

酒蔵での仕事は清潔第一ですが
こういった仕事一つを取っても大切な事だと再認識させられます

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