木桶を洗う2

【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】

先日の続き

木桶を洗った翌日、社長からもう一度
木桶を洗うよう指示があった

木桶をメッシュでこすった後、
お湯でゆすぐと汚れがまあまああった
その事を社長へ報告すると、
去年も同じ様に汚れがよく出たという

木桶を湯籠り(桶にお湯をはる事)する前に
もう一度洗おうという事になった

前の日よりは慣れた手つきでゴシゴシこする
メッシュをゆすぐと、前の日同様に汚れがあった
お湯をしっかりかけてさらにもう一度洗う

すると、
汚れはあるものの半分程度に減った

これはあくまでも仮説

木桶には元々の汚れがあったり
使わないまま置いていた期間の長さ分の汚れが
あるのかもしれない
しかし、
こすった後に木の成分から出てくる色を
汚れと思っているのかもしれない

木桶でお酒を仕込んでいた先人達は
どう考えていたのだろう

湯籠りの後、木桶から美味しい日本酒が出来る事を願う

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