みことばのチカラ

みことばってチカラ。
なぜなら、それは、神のことばだから。
ある人がいた。
エレミヤっていう預言者。
彼は、神のことばを聞いた。
このことばを「伝えるように」と指示を受けた。
だけどね、エレミヤは牢屋にいたんだ。
人々に神のことばを伝えるためにどうしたと思う?

彼は、仲間のバルクを呼んだんだ。
エレミヤはバルクに神のことばを巻物に書くように言ってね。
バルクは一生懸命、エレミヤに降ってきた神のことばを書いた。
そしてバルクは重要な使命を託されたんだ。
「あなたがみんなに読み聞かせよ」ってね。
神様は、この神のことばを聞いたみんなが、
悪いことを悔い改めて神様に立ち返ることを期待していた。
それでバルクは出かけていったんだ。
バルクが主の宮という場所(教会みたいなところ)で、
その神のことばを読んだ。

その時バルクは、主の宮で民全体に聞こえるように、
その書物からエレミヤのことばを読んだ。
エレミヤ36:10

すると、どうなっただろうか。
ミカヤという人が、その言葉に感銘を受けた。
そして、王様の、リーダーたちがいる部屋へ行ったんだ。
これは国の偉い人たちにも伝えなきゃいかん!!
と思って。

こんな構図だ。
エレミヤ→バルク
バルク→ミカヤ
ミヤカ→国のリーダー

ミカヤは、バルクがあの書物を民に読んで聞かせたときに聞いた、
すべてのことばを彼らに告げた。
エレミヤ36:13

国のリーダーたち。今でいう政治家たちはそのことばを聞いて。
バルクに人を遣わしてバルクを読んできた。
直接、この神のことばの巻物の著者に聞いたわけだ。

「さあ、座って、私たちにそれを読んで聞かせてくれ」エレミヤ36:15

直接、バルクは国のリーダーたちに読んで聞かせた。
するとすると。
またまたすごいことが起こった。

「私たちは、これらのことばをすべて、必ず王に告げなければならない。」
エレミヤ36:16

国のリーダーたちは、その神のことばの巻物を持って、部屋において、
王様のところに行った。
そして、王様に報告したんだ。
「こんなことがありました!」って。
すると王様は、その巻物を持って来させた。

そしてその、神のことばは、王様が聞くこととなった。

ここで、考えたいのは、
「神のことばのチカラ」について。

神のことばは生きている。
そして、何があっても消えない。
そのことばは、牢屋の中にいたエレミヤに与えられ、
バルクを通して宮で語られ、
それを聞いたミカヤが国のリーダーに語り、
国のリーダーが王にまで届けていったわけ。

これが、神のことばのチカラだ。

もし、このnoteを読んでくれている君が、
神のことばを、他の人に伝え始めたら、すごいことが起こる。
なぜなら、その言葉は、生きている、神のことばだから。

ただ、神のことばを聞いてどう反応するかは考えどころだ。
この神のことばを聞いた王様は、その巻物を
暖炉ですべて燃やしてしまった。

ユディが3、4段読むごとに、王は書記の小刀でそれを裂いては
暖炉の火に投げ入れ、ついに、巻物をすべて暖炉の火で焼き尽くした。
エレミヤ36:23

しかし神様はエレミヤに、もう一度、神のことばを
巻物に書くようにと語られ、再度、巻物は完成した。

そして、神のことばを聞かず、退けたその王は、
罰を受けることになった。
災いを神から受ける運命にあった。

僕たちにも同じ問いがある。
「神のことばを聞くか?捨てるか?」

どちらだろうか。

そして、もう一つ。
ボクたちが神に用いられるためには、
エレミヤのように、
「神のことば」を伝えるかどうか、にかかっている。

たとえ牢屋にいても、神のことばを伝える決心をするなら、
王にまで届けることができる。

キミが、神のことばを伝える決心をするなら、
神のことばを伝え出すなら、
どこまでも神のことばは広がっていくだろう。

ぜひ考えてみてほしい。

「どのようにしたら、神のことばを人々に伝えることができるだろうか?」と。

神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、
たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、
心の思いやはかりごとを見分けることができます。
ヘブル4:12

あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく
朽ちない種からであり、生きた、いつまでも残る、
神のことばによるのです。
「人はみな草のよう。
その栄えはみな草の花のようだ。
草はしおれ、花は散る。
しかし、主のことばは永遠に立つ。」
とあるからです。
これが、あなたがたに福音として宣べ伝えられたことばです。
第一ペテロ1:23-25

みことばを宣べ伝えなさい。
時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。
忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、
また勧めなさい。第二テモテ4:2


※訂正
エレミヤが、牢屋の中からと書いていますが、厳密には監視の庭でした。間違えて語ってしまい大変申し訳ありません。訂正いたします。


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