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9人制バレーボールのルールとは?  6人制バレーボールとの違い


9人制バレーボールの基本的なルール
6人制バレーボールとの違いについて

ママさんバレーボールを始める方やメンズの9人制バレーボールを始める方、又は始めたばかりの方は6人制のバレーボールとのルールの違いに戸惑うと思います。


そこで、ここでは9人制バレーボールを始める方に向けて、詳しくルールについて解説していきます。


目次 [HIDE]

  • 9人制バレーボールの基本的なルール

    • 設備とボール

    • チーム構成

    • 勝敗

    • サーブ

    • ブロック

    • ネットプレー

    • ローテーションとポジション

  • 9人制はルールを覚えた方が強くなる

9人制バレーボールの基本的なルール


9人制バレーボールは6人制バレーボールとルールが大きく異なります。

そこで、6人制バレーボールのルールと異なるところを解説していきます。

設備とボール

バレーボールには6人制と9人制といった種類がありますが、国際試合などは6人制で開催されるのが一般的です。

競技は男子と女子で分かれて行いますが、コートの大きさに男女差はありません。

また、6人制バレーボールのコートは中学生以上から一般(大人)と同じ大きさとなりますが、小学生の場合は一回り小さくなっています。

詳しいコートの大きさは、以下の通りです。


9人制コート規格


9人制ネット高さ

6人制 コートの大きさ
一般(中学生以上) 18m×9m
小学生 16m×8m
ちなみに、「ママさんバレー」などで採用されている9人制バレーボールのコートの大きさは男女で異なり、男子(一般)は21m×10.5m、女子(一般・家庭婦人)は6人制と同様18m×9mです。

6人制バレーボールに比べて、9人制バレーボールの方がコートが広くネットが低くなっています。

また9人制のアンテナは、ネット上に 80cm出るようにして、サイドラインの外側 20cmのところにアンテナの内側がくるようにし、それぞれネットの反対側に密着して取り付ける。ネットの高さは、コート面の中央部で、種別に応じて、次の表の通りとする。この場合、両サイドライン上のネットの高さはコート面から等しく、かつ、規定の高さから 2cmを越えてはならない。となります。

チーム構成

9人制バレーボールはコート内に9人の選手が入ります。また、6人制と違い、ローテーションがありません。

勝敗

3セットマッチとなっており、1セット21点先取で1セット獲得となります。

20対20となった時はデュースとなり、先に2ポイント連取することで1セット獲得となります。


サーブ

サーブは6人制と大きくルールが異なり、2回打つことができます(1回目がアウトやネットの場合、もう一度打つことができる)。

また、6人制の場合、ネットに当たって相手コートに入った場合でも問題ありませんが、9人制の場合は失敗扱いとなります。


ブロック

6人制バレーボールは相手のアタックに対してブロックする時はオーバーブロックをしても問題ありありません。

しかし、9人制バレーボールの場合は相手のアタックを止める時もオーバーブロックをしてはいけません(反則となります)。

そして、ブロック時にボールに触った場合、それは1カウントとなり、以降のプレーは2回までしかボールに触ることができません。

ブロックしたボールをブロックした選手が続けてレシーブしても良いですが、ママさんバレーボールに関してだけは異なります。

ママさんバレーボールの場合はブロックしたボールをブロックした選手が続けて触ることは禁止です。


ネットプレー

また、『プレー中にネットにボールが触れた場合は1カウント触れる回数が増えます』。この時、同じ選手がもう一度触っても問題ありません。

例を挙げると以下のようなプレーができます。

(1)1人目がブロックでワンタッチを取る(1回目)

(2)2人目がレシーブする(2回目)

(3)3人目がボールをネットに当てる(3回目)

(4)3人目がネットに当たったボールを相手コートに返す(4回目だがルール上問題無し)

6人制バレーボールに慣れている人は戸惑ってしまいますね。


ローテーションとポジション

ローテーションとポジション共にありません。

その為、サーブを打った人がブロックする為に前に行っても問題ありません。


9人制バレーボールはルールを覚えた方が強くなる


9人制バレーボールのルールについて、6人制バレーボールと異なる部分について解説しました。

9人制は6人制と大きく異なるルールがあり、例えばネットプレーはルールを覚えておくと、ネットを利用したプレーを覚えることができます。

ルールを理解することで、プレーの幅を広げることができるということです。

どのバレーボールでも共通のルール

どのバレーボールでも共通とされている反則があります。どのバレーボールをするかは自由ですが、定番となる最低限の反則は覚えておきましょう。“タッチネット”“フォールディング”“ドリブル”はどのバレーボールでも共通のルールです。

是非、これからバレーボールを始める方も、6人制バレーボールをやっていた方も参考にしてみてください。


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