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お篭り中の悲劇

おはようございます🐥
先日の記事で書かせていただきましたが、妊娠し、出産を控えた私は現在無職でございます。
家で何をしているかと問われれば、1日中モーニングについての情報収集をしていた、と答えるのが定型なってしまった今日この頃です。

そう、
私は引きこもっているのです。
お金を使わずに、いかに日常を充実させるか。
今の私にとってはとても大切な課題なのです。

そんな引きこもり中の私に何が起きたか。
1日中、パソコンに向き合い座りっぱなしの生活を想像してみてください。
おそらく妊娠で重くなった体に比例して、お尻にはとんでもない圧がかかっていたことでしょう。
お尻は前からずっと「助けて!」と悲鳴を上げていたかもしれません。
しかし、私はそんなお尻からのSOSにも気づかず、黙々とモーニングについての情報収集をし、思いを巡らせていました。
そこで悲劇は起きたのです。

一昨日、ふとお風呂で大きくなったお腹をまじまじと見ていました🐤
今の体型を簡単に説明すると、『千と千尋の神隠し』に出てくる大根の神様です。
思い浮かぶでしょうか❓
あの、大根の神様です。

自分の今の体型を一番ぴったりに表してくれる、私の好きなキャラクターです。
妊娠をして変化する自分の体に戸惑いながら、少しずつ受け入れ始めてきた今日この頃・・・。
 ふとお体の後ろを見ると、お尻と付け根のところに発赤があるではありませんか。
「お風呂入るまでソファでテレビを見ていたから、その痕が消えていないのかな🐥❓」
初めはそう思いました。

駄菓子菓子。
翌日の朝念のため鏡を見てみてみると、痕が全く消えていなない・・・。

「あれ❓」

嫌な予感がしました。
元医療職である私はこの現象に身に覚えがありました。

これは、あの【褥瘡】ではなかろうか・・・❓

褥瘡とは

「寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。」

🐤『いやいや、まだ私は30代だぞ。
 体も自由に動くぞ。
 あれ❓』



褥瘡になりやすい人

「自分で体位変換ができず長期間寝たきりで、栄養状態が悪い、皮膚が弱くなっている(高齢者、排泄物や汗により皮膚のふやけがある、むくみが強い、抗がん剤やステロイドなど薬の副作用で免疫力が低くなっている)人が、圧迫だけでなく摩擦やずれなどの刺激が繰り返されている場合は褥瘡になりやすいといえます。」

🐤『まさかまさか、引きこもりだからといって、そんな簡単には。』


褥瘡はなぜできるの❓

「私たちはふつう、無意識のうちに眠っている間は寝返りをうったり、長時間椅子に座っているときはお尻を浮かせるなどして、同じ部位に長い時間の圧迫が加わらないようにしています。このような動作を「体位変換」といいます。
しかし自分で体位変換できない方は、体重で長い時間圧迫された皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、これにより「褥瘡」ができます。また皮膚の表面だけでなく、皮膚の中にある骨に近い組織が傷ついている場合もあります。」


🐤『私だ!』

長時間のお尻への圧迫。

まさしく最近の私でした。
モーニングの情報収集に夢中になり、1日中椅子に座りパソコンに向き合い、その生活に甘んじていた結果でした。
元医療職という職業柄も相まって、後悔と言いましょうか、もうなんでしょうね。恥ずかしさ、自分への愚かさが込み上げてきました。
思わず夫に、「褥瘡(ステージ1)になってしまった(泣)」と泣きついた程でした。
1日中モーニング情報を集めいたツケがこんな形で来るとは。
そしてごめんね私のお尻。
前からきっとSOSを出していただろうに、私はお腹の方ばかりに気をかけていて、その大切な存在を蔑ろにしてしまっていたとうい事実に直面せざるを得ませんでした。


褥瘡ができてしまったら

「赤い色味をおびた皮膚が圧迫されないよう体位交換をします。手を入れて圧迫されていないか確認するのもよいでしょう。圧迫をとっても指押し法などで褥瘡の可能性があると考えられた場合は、医師または看護師に相談するのがよいでしょう。」

出典:一般社団法人 日本褥瘡学会

🐤『うむ。』


これからは常にお尻を労わることを忘れず、長時間の座りっぱなしは避けなければなりません。

定期的な除圧

褥瘡予防にはこれが一番です。
現に今、この記事は立位で書いています。
日本褥瘡学会様の最後の一文は非常に耳が痛い話ですが、元医療職として、これ以上褥瘡が悪化することのないよう、日々お尻の除圧に努めていきたいと思います。


どうしてもショックが消化しきれず、思いを消化させるためブログで書かせていただきました。
仕事などでも、もしかしたら同じ状況下の方がみえるかもしれませんので、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました🍀


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