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きょう、言葉でなにを調達しましたか

現実化について書かれた魅力的なnoteが多数あるなかで、こちらの人気記事は経済の視座にありながら「引き寄せの法則」を説明されていて、広く社会に役立つ真理を、プロの作家がご自身の体験として書かれているため
説得力も深みもありつつ、親しみやすいタッチで、とくにオススメです!

今回のnoteのタイトルに、米ドルをもってきたのは
むかしドルは、金に換えられたことによせて
現実化には、かならず言葉、で表す(抽象化する)ステップが入るよね
と確認したかったため

言葉にしないと、はじまらない
言葉にしたあと、だれかに話したり、実践したりして
現実に近づいていく
「有言実行」についても、既にたくさんの記事があります

では、なにをお伝えするか

言語化==>現実化(製品化)の直前にあるプロセス
自動化(調達)
の部分について、品質マネジメントとリスク管理の目線で
お話します
つまり、「引き寄せ」とは、製造業やサービス業でいうところの材料やその他のリソースの調達を、意識することなく自動ですることではないの、という趣旨です

とくに、そのネガティブな側面と、対策について書いてみます

自動発注(材料の補充)の怖さ

先払い(あるいは信用取引)における、対価としての”言葉”

こんな天気のいい、気持ちのいい週末に
なんという暗い話を、聞かされなくちゃいけないの!?

そんな声が聞こえてきて当然、なのですが
じつは、きもちのいい日曜にこそ、この話がたいせつなのです

月曜日から、しごとが始まると、憂鬱になったり、愚痴や不満が口をついて出てしまったりする
 ⇔
土日は、それは楽しいよね、だって嫌なことがない曜日なんだもの

この2つの対比

平日は”つまらない”、土日は”たのしい”
という現実の再現をくりかえすことで
それを継続可能とするような
材料(事実)が
確実に消費され、どんどん自動補充されてしまう
という点に、注意したいのです

多様な情報をやりくりする「大病院」のように高度化した現代人

長年わたしが働いている医療の業界では、治療や診断の技術が高度化するなかで、使われる製品も膨大な数と種類になり、
よく使われるもの、バリエーションが多いけど、使うときにどれを使うかは完全には予測できず、急いでつかう必要があるもの
には、
置き在庫(コンサインメント)という取引形態があり
使われると
使った個数だけ、自動で補充のオーダー(発注)がかかります

洗練された基幹システム(在庫管理・発注・経理をつなぐ)には
過去数か月、過去数年の受発注の傾向を、数字で追いかけて
どのように補充するといいか予測して提案してくれます

また、材料のストックが枯渇すると、現場が立ち行かなくなりますから、
ある程度は余裕をもって、多めに保管しておくことになります

つまり、おなじく多様でかつ膨大な情報量をやりくりして生きている私たち現代人が、仮にきょう「あす月曜日からは、ネガティブな考え方を止めよう(だから、それを支持する嫌なできごとは、もう勝手には発生してくれなくていいんだよ)」と
補充をストップしても

  • 過学習の防止(いや、今週つかわなかっただけでしょ!?だからって、一気に減らすことないし、まして発注を完全に止めるのはリスクが高いよ)

  • 遠方視(2か月くらいは持ちこたえられる材料が、”すでに搬送されて、一部はもう保管されている”ので、2か月先の補充をやめているにすぎない)

というメカニズムがはたらいて
嫌な現実が起こり続ける傾向は、すぐには変えられない、ことは
ある程度は覚悟
しておく必要があります

(嫌な出来事がしばらく起こりそうという)不良在庫を正常化する、2つの選択肢

  1. 一気に在庫を片付ける

  2. しばらく他の製品(楽しいこと)と組み合わせて使うようにして、なるべく早く在庫を使い切る

1.は、かなりの強権発動をともないます
取引関係でいう、在庫を突き返すとか、「オタクとは金輪際つきあいません(出禁)」といったものから
取引先と関係をかえなくとも廃棄処分するとか
のイメージに、質的には近いものがあります

日常の習慣や考え方をかえるという意味では
強制的に、環境と思考パターンを変えてみる(禅寺で座禅をしたり、リトリートで瞑想したり)
嫌な考えを、ノートに手書きで書きだして、丸めて捨ててしまう(いろんなバリエーションがありますが)
といった手法がありますよね

この選択肢は、
衛生要因がある場合
=放っておくと、精神的にも肉体的にも好ましくない場合、に取り入れた方がいいです

参考になりそうなnoteや、お薦めの方法がありましたら、ぜひコメントなどおねがいします。

2.は、一見するとマイルドなようで
うまく設計すると、非常に効果的に在庫を放出できます

わたしがお勧めするのは、2+2(ツー、プラス、ツー)というオリジナルの方法で
最初の2つは、

  • 平日の月曜から金曜にかけて、1週間または1日ずつ、はじまる前日に、前向きかつ意欲的なテーマを決めて書く(それを実現するために、避けること、小さくても必ず1つやること、も書くこと)

  • お楽しみ要素をかならず取り入れるようにして、お楽しみとガンバリはセットにする(お楽しみが、自分の心と体にいいもの、だと最高☆☆☆)

つぎの2つは、

  • 土日に、前日までの5日間をふりかえって、できたこと、がんばったこと(自分とおなじ40代向けに書いているので)を書いて、2重丸◎をつけます。毎日やれると、なおいい

  • できたこと、がんばったことを支えてくれた人や、モノ、そのほかの資源をリストアップし、感謝をつたえるリハーサルをします。実際に、声に出して伝えられると、いいですね

1.より、2.の方が、地道な印象ですが
2.は、3週間ほどで、かなり改善します

ぜひ、お試しください

まとめ

明日の、月曜からのために
さらにその次の1週間~2週間にむけて
きょうの夕方の、笑点、まるちゃん~サザエさんタイムの前に
お届けしたくて書きました

よかったら、感想などおきかせください

わたしは、来週
父の日のある週末を控えて
先日ご紹介した「アルベルゴ・ディフィーゾ(分散型ホテル)」の日本版、滋賀県大津市の宿に、父と2人で行ってくる予定です

長年、素直に接することができずに、自分のなかでの敬意を無視してきた父とゆっくり過ごせるのは、
40代をかけて自分の不良在庫と密接した否定的な考え方と向き合ってきたからのようにおもいます

精神的に、肉体的にもしんどいな、と感じるところまでは、けっして自分だけでは取組まない方がよいですが
「どんなものか、ちょっと試してみるか」
という気持ちが湧いてきた方には
わたしの身近にも実践して、改善している方が多いこの方法を
ぜひお勧めしたいです

あすから、すばらしい1週間になりますように^^


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