純文章って、何だろう!?
「文」に対する考え方が変わる
本書の表紙にある、「…人が生きていることは、そのまま”文”なのである。…だとすれば、文章を自分らしく創り出すこと、いいかえれば文章によって自分づくりをする力を持つことは、どんな処世術やビジネス戦術にも増して、生きる上で有利なツールであろう。」というフレーズを目にし
”これは、職業人生をかんがえる上で重要な観点を勉強できそうだ”
と期待し、読み始めたところ
最初の4ページほどで、著者の文に関する囚われのない広い知見と、それをコンパクトに提示する力の凄さに圧倒されました
そのすごさは、ぜひお手に取って読んでいただきたいのですが、、、
わたしの受け止めとして
本書のユニークで力強いメッセージは
世界は 文 でできている
子供や大人が文章を書くことを嫌にさせる、社会の文脈
断章(断片)と構造化した読み物の間に べつに優劣をつけなくていい (文は、もともと、断片からなる。そのときどきを生きる書き手の存在の連なりが、結果として文章になる)
ジャンル、に大して意味はない
自分をつくる、むつかしさ・素晴らしさ・永遠に未完
「高校生のための文章読本」の編者でもある著者が
それぞれの主旨に会った、とても魅力的な文章を紹介している本であるため
ここに、説明を書き換えたり
引用したところで、
本の良さを伝えることになるとはおもえず(むしろ劣化版をつくるだけ…)
そこで、ユニークな作文ワークを含む、という本書の特徴を活かして
⤴の5点
を代表するワークに
わたし自身が、以下で実際にチャレンジしてみる
という形態をとろうとおもいます
1.世界は 文 でできている
水の入ったコップを見る【実践編⑧】
2.子供や大人が文章を書くことを嫌にさせる、社会の文脈
最初の記憶を再現しよう【実践編⑤】
3.断章(断片)と構造化した読み物の間に、べつに優劣をつけなくてもいい
私家版辞典をつくろう【実践編⑭】
4.ジャンル、に大して意味はない
この人を見よ【実践編⑩】
5.自分をつくる、むつかしさ・素晴らしさ・永遠に未完
動物文体づくり【実践編⑱】
書く、という実験、書くための跳躍
読むたのしさ、書くたのしさ にあふれた noteの世界
みなさんのライティングに刺激をくれる経験や存在について
教えていただけたら幸いです
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