Vol.101 1on1の具体的な内容②

先日、1on1の中で自己啓発目標を各メンバーに与え、それをやってきてくれた例を書きました。

やってきてくれた例があれば、やってきてくれなかった例もあります(笑)そんな時の対応について記載します。

結論、自己啓発目標に全くの未着手であった部下には、1ミリでも良いから成長しようと伝えました。いわゆる1.01の法則です。(以下HP参照)

一番やってはいけないのが、全くやらなかったと聞いた時に、「なぜ約束したことを守らないのか!」と怒ることです。当日も、「あっそうなの?」と苦笑いで済ませました。

あくまで自己啓発目標であり、やらないデメリットは自分に跳ね返るだけです。そこに怒りをぶつけてやらせたところで、結局持続しません。

自らやらなければ…と思ってこその自己啓発ですので、そういう気持ちになれるよう仕向けることが上司の役割だと思います。

幸い、未着手であったことを報告した部下は、何か気まずそうにしていました。やった方が良い・やるべきだと頭では分かっていたけど…という感じです。

そこで、他のメンバーは目標通りやってアウトプットを出していること、何もしないのは現状維持ではなく停滞になる(周りが頑張って成長しているので)こと、1ミリでも良いから成長するためにミニマム目標を作ること、3点を伝えました。

ミニマム目標を極端に言えば、課題ビジネス書100ページ読むのが1週間の目標であった場合に、最低10ページは読むと設定することです。

この3点を理解・納得してくれたのか、最後にはベース目標とミニマム目標を部下が宣言して1on1が終了しました。

曽山哲人さんの『若手育成の教科書』にもあった通り、自ら宣言するような流れを意識しました。そして来週の月曜、どんな報告が聞けるのか楽しみです。1ミリでも成長する、を部下が実感してくれることを切に願いつつ…

明日も最幸の一日にしましょう♪

【本日のありがとう!】
・始発で大阪に出張し、要件終了後すぐに鎌倉へ帰って保育園のお迎えに行き、超ドタバタしながらも諸々無事終えた自分
・出張中の自分のカバーを色々と頑張ってくれた最若手の部下

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