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柿の実食堂の小話3

今回は「杏仁豆腐」のお話です。
杏仁豆腐は薬膳料理の一種です。喘息乾性咳嗽治療薬であるアンズ類の種の中の「仁(じん)」杏仁 (きょうにん)を粉末にしたもの(杏仁霜)を、苦味を消すために甘くして服用しやすくした料理です。杏仁には薬品用の苦みの強い苦杏仁と食品用の苦みの弱い甜杏仁があり、杏仁豆腐に使用されるのは後者です。

杏仁を細かく砕き、さらにすりつぶして搾り取った白い汁(←非常に大変な作業であることが想像できますね。そして稀少であることがわかります。)を寒天で冷やし固めて甘いシロップに浸して作ります。杏仁霜(杏仁の粉末)やミルク・アーモンドエッセンスなどで白い色や香りをつけた簡便な作り方の方がより一般には広まりました。(Wikipedia参照)
 柿の実食堂では「本物の杏仁豆腐を提供したいなー」(むしろ店主が食べたい!)と思い(スミマセン)試作しましたー

こちらは手作り杏仁豆腐オリジナルトマトジャムがけです。試作品

生の杏仁パウダー、原材料甘杏仁のみ。の杏仁パウダーを使用して作りました。トロトロに仕上げてあります。お客様へご提供するジャムは「イチゴ」になると思います。是非食べに来てみてください。山形市鳥居ケ丘の柿の実食堂で木曜日のみお待ちしております。

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