大河ドラマ【光る君へ】第一話観ましたー。
第一話は大河ドラマによくある主要人物の幼少期または青少年期を紹介する回でした。
まひろ(紫式部)は聡明で、父である藤原為時と母の仲を気遣い、思いやる優しい少女として描かれていました。
一方、三郎(藤原道長)は二人いる兄、道隆、道兼のうち、次兄の道兼に日常的にいじめられまくって耐える様子が描かれていました。
道隆=優秀、道兼=乱暴者、道長=ボケっとしてダメな奴、と父の藤原兼家は評していました。
たいてい天下取る人って幼少期苦労したり虐げられたりしていて、父や兄と不仲ですよね。
戦国や明治維新をネタにしてる作品に比べると、戦がなく政の話が多いため、李氏朝鮮期の韓流歴史ドラマの要素を感じました。今年の大河ドラマは女性視聴者が増えそうです。
今回の見所のひとつとして、馬鹿の語源をまひろが三郎に教えていました。
まひろはサンスクリット語の莫迦の方ではなく、司馬遷の史記の方を採用していました。皇帝が鹿を指して「あれは鹿ではなく馬だ」と言ったら臣下たちは鹿を馬だと言い始め、皇帝の間違いを指摘して鹿だと本当のことを言った者は殺されてしまったという話です。
このあと、まひろの母は藤原道兼に殺されてしまいますが、道兼に「身分の低い者の存在意義は、高貴な者のストレス発散の道具になることじゃ!」的なことを言われていました。
個人的に、ひろゆきこと西村博之さんが「無職は生きていても無駄なんだから全員、骨髄バンクなり献血なり自分ができる社会貢献したらいいのに〜」と、天下一無職会なる配信にて、本気と冗談半々くらいの語調で仰っていたのを思い出しました。
まひろは泣いて父に母の無念を訴えますが、為時は、身分の差があるため騒げばむしろ皆殺しにされる虞があると言って、病で死んだことにしようと現実から目を背けました。
アノニマスというゲームの、廃墟に肝試しに行ったらそこにたむろしていたならず者たちに性的暴行され、その現実を受け入れられずに妹を崖から投げ落とし、「妹は強姦されたんじゃない…崖から落ちて死んでしまったんだ!」というシーンがデジャヴしました。
初回から結構波乱したので、次回以降も視聴する方は多いのではないでしょうか?今後の展開に期待ですね。
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