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身近に推しがいる幸せ

 4月で体操部を引退したと以前書きましたが・・・すみません、引退詐欺しました。やっぱり7月末の大会まで緩く続けます。

 理由はたくさんあります。
・暖かくなって伸び始める時期に辞めるのはもったいない
・怪我で一緒に出られなかった後輩と一緒に大会に出たい
・納得のいく結果で終われたけれど、プレッシャーで初期ほど楽しめなかった気がする。結果を気にせずに純粋に楽しんでみたい

 でも1番は、7月の初めに、アメリカへ留学してた(元)同期の男子が帰国することです。その人に自慢するまで引退できないし、どうせそこまで続けるなら、一緒に体操したいし応援してもらいたい。

 もともと同期が2人しかいなかったので、去年の9月からは同期ひとりで体操をしていました。その人がアメリカに旅立ってからは、思い出すと寂しくなるけれど、それもなんか悔しいので、できるだけ忘れたいと思いつつも忘れられない、という感じでした。

 特に春休みくらいからは本当に待ち遠しくて、自分の誕生日よりも何よりも帰国を楽しみにしていました。その人はアーニャとカヌレが好きなはずだから、町中で見かけるたびに気持ちが弾んでいる自分がいました。

 LOTTEの母の日とスパイファミリーのコラボでは、スーパーでコースターを、コンビニではステッカーをGETしました。他にもパッケージにアーニャがいるチョコとか、30%OFFになってたカヌレットとか、100均で見つけたシール(カヌレを含む)などをちょこちょこ集めています。見つけたときも幸せだし、「最初に会うとき、◯◯くんにプレゼントしたいな~」と考えているときも幸せです。でも、ただの同期がこんなの渡すのは重いか?と、ちょっと気がかりではあります。やり過ぎないように、いいなと思う商品を見つけても、「◯◯円以下にならないと買わない」という具合に、自分の中で基準を作っています。

 好意が一方的だったとしても幸せになれるって、素敵なことだと思います。相手からのお返しは求めない代わりに、いつでも推すのを辞める自由は持っています。

 私にはもう一人推しがいて、体操部の顧問の先生です。顧問の先生の誕生日プレゼントとして、フェルトマスコットを作ってたときのあの充実感を、思い出すだけで幸せな気持ちになります。

いい感じにラッピングできた気がする♪

 そして、補助をしていただけるというのも体操の魅力です。技をするときはもちろん真剣ですが、あとから「きゃー!スキンシップ🥰」みたいな感じでキュンキュンしてます。なんたる特権でしょうか。

 顧問の先生を、学校で少し見かけるだけでも明るい気分になれます。そういえば、同期とも、廊下ですれ違うときは毎回手を振ってたなぁ。相手も私と同じくらいのタイミングで振り始めてたから、たぶん嫌われてはなかったはず。

 私は体操が好きだし、体操をしているときの自分も生き生きしているから好きです。体操が好きだからこの2人が推しなのか、それとも推しがこの2人だから体操が好きになったのかわかりません。でも、両者の「好き」は互いに良い影響をおよぼして、ますます体操部が好きになっている気がします。

 早く会いたい。そして、「実は7月の大会も出ることにしたの〜」って言いたい。そして私のことを◯◯先輩って呼ばせてみたい。笑
アメリカの話もたくさん聞きたい。

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