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だからメンヘラなんだよ

 今朝は気分が落ち着いていて平穏です。いつもこうだといいんだけど、そうはいかないのがメンヘラだよね。自分でもよくわかってる。

 私はメンヘラだから、メンヘラの目線でしか物事を語れない。
 これはあくまでメンヘラの想像するメンタルが健常な人の思考回路なんだけど、たぶん何に対しても、そこまで感情的になることも、仮になったとて、引きずるということを、あまりしないんだと思う。
 端的に言うと、さっぱりしてる。メンヘラはその逆。何に対しても執着する。だから病む。
 だから、病みたくなければ、病んでる自分がイヤでたまらないのなら、早い話、病まない人間のマネをすればいい。
 まぁそう簡単にできないのが人間だけど。

 加えて、敏感で繊細だったりすると、何かに深く感動して高揚することもある反面、打ちのめされてドン底に叩き落とされることもある。
 この高低差が何よりメンヘラの証ではなかろうか。
 たぶんメンタル健常者は、そこまで高低差がない。

 パーフェクトにメンヘラになる要素を持っている自分がこわい。
 だけど、精神疾患にかかるまではそんな自覚はもちろんなく、むしろ自分は精神の病とは無縁だと思い込んでいた。
 可能性で言えば、なりやすいなりにくいはあれど、だれでもかかるかもしれないのが精神疾患である。

 自分自身のことは自分が一番よくわかっていた方が、まちがいなく生きて行きやすいのに、私は自分をわかろうとしなかった。
 結局は、自分以外の人間と交わることでしか、自分がどういう人間かなんてわからない。自分の内面ばかり見つめていても、わかることにはいずれ限界が来る。
 それがたとえ痛みを伴う作業であれ、他人との関わりは自分を知る上で避けては通れない。陰キャコミュ障にはツライな。

 何かにつけて文句は一生言い続けるよ、仕事であれ人間関係であれ。それでも働いて独力で生きてるだけえらくない?

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