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有意義な土日を過ごすメンヘラ

 早起きは三文の徳というけどほんとだね。ネット徘徊も終わって、見ようと思ってた進撃の巨人を最初から見始めて、2話目の途中で飽きて洗濯をし、ついでにシンクの掃除もし、洗い物もし、週末の家事タスク全部クリア〜!おめでと〜!

 結局さぁ、メンヘラに産まれた自分ってそうでない人間と比べると圧倒的に不利なんだよな。

 親から同じように育てられた私たち姉弟だって、弟はべつにメンヘラではないし、学生時代も社会人になってからも、特段つまずいたりはしていないのに対し、私は15歳から30歳を超えるまで、いわゆるふつうの人が難なくこなすようなことで失敗をしまくってきた。

 たとえば、友だちをロクに作れなかった高校時代だとか、働くのイヤさに長期ニートをしたことだとか、そもそも働くことに価値を見出せず、何をやっても長続きしなかったことだとか。
 仕事であれ恋愛であれ、他人と関わることを避け続けてきた人生だった。俺は弱い。

 私は実母のことを毒親だと思って過ごしていた時期があったのだが、それゆえ、自己肯定感の低さだとか、自信のなさだとか、それらすべてを親の育て方が悪かったからだ!と納得することで、自ら改善しようとはしなかった。

 誰かや何かのせいにしたって何も解決なんかしないのに。ただ自分がラクになりたかっただけ。今の自分が何もできないのは、親や環境が悪かったから。こうなってしまった自分は悪くない。というクソみたいな思考回路。心の底では救い出してくれる誰かや、キッカケを待ってる。ゴミ。

 仮に原因が本当に親や環境のせいであったとしても、おまえの人生なんだから、おまえがなんとかするしかないんだよ。

 今年はホントに鬼ほどつらかったし、ああ人間って後回しにしてた課題と向き合わざるを得ないときが必ずやってくるんだなって思った。 

 与えられなかったものだとか、手に入らなかったものに固執しても苦しいだけ。
 まぁ、実家が太くてご両親がそろってて、しっかり愛されて育った人たちに嫉妬しないわけじゃないけどね〜

 鈍感力の高い陽キャに生まれられたら世渡りはカンタンだったろうな。面白みもなかったかもしれないけど。

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