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娘が生まれる前の私①

私は、障害児の娘が生まれるまで、
自分に自信がなかった。
いつも人に迎合して、
嫌われたくないから、
虚勢を張って生きていた。

人と比べては落ち込んで
劣等感や優越感で幸せを図るものだと思っていた。

だから、見た目ももっと美人だったらいいのにと
整形してる人が羨ましかったり、
モテてる人が羨ましかった。

そして、いつも一生懸命で
頑張らなきゃ親に認めてもらえない。

親に認めてもらうために
いつか成功して見返してやる!って
思ってた。そしたら幸せになれると思ってた。

いつも友達とか、
人のことばかり気にして、
噂をしたり、
悪口も嫌いと言いながら正当化して、
人のことを言ってたりしていた。

私の父は
仕事で単身赴任が多く
あまり子ども🧒が好きではないというか
無関心な父親だった。
愛情をかけられて育った記憶があまりない。
本人は、それでも見てやったと思うかもしれないが。。。これは確認しないとわからない。

父親がアルコール依存性で、
このことを
隠して生きてきて、
家族の中で解決しようとしたけど、
できなかった。

どうしたらお父さんが飲まなくなるから、
もがいて悩んでいた。

お父さんを見れば、
いつも責めていた。
"何でお酒飲むの?やめなよ!!!"
そうやって批難する言い方しかできないから、
お父さんもムキになって、
"うるせー!だまれ!お前に言われたくない!
早く出てけ。"とか言われて、
余計に不健康な飲み方をするようになっていった。

私は、4人兄弟の末っ子だった。
障害児の娘が生まれる前まで、

あまりネガティブなことは言わず、
極力明るくみんなに振る舞って
ポジティブを装っていた。

いつも、父のことで母が困っていて、
母が父の愚痴を私にいつも言ってきたから、
子供ながらにして
聞き役になっていた。
いわゆるいい子を演じてきたんだと思う。
だから反抗期という反抗も
してなかったし
むしろ反抗期がない方が偉いみたいな
偏った考え方をしていた。

今思えば、
反抗期はめちゃくちゃ大事な発達段階で、
自我を確立する上でかなりキーポイントだと
思うし、これがあるかないかで人生に影響するとさえ思う。

そんな幼少期から青年期を過ごしてきたから、
もちろん親の言うとおりに、
素直でいい子を演じて、
物分かりの良い人になっていた。


が、自分という輪郭がないため、
他人に合わせてばかりで、
何が自分にとって大事なのか、
自分が分からないから、
"他人にどう思われるか"そんなことばかり
気にしてるから、
自分らしい生き方が全く出来てなかった。

どこか心のどこかで
人に認められたい、わかって欲しいという
自己愛的な甘えや依存があるので、
恋人との関係も
自分で切ったりしていてこじらせていた。

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