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私が壊れた

私の心が、壊れていたようです。精神疾患だと診断が下されました。
病名は「双極性障害」です。


インターンをやっていた時(というか例の上司によるゴタゴタに巻き込まれていた時)から、希死念慮やすぐ落ち込むクセや憂鬱な気分が出てきていました。

(上司の話はここからよめます)


酷い時は、布団から起き上がれなくなったり、ご飯を食べられなくなったり、3日間ほどお風呂に入れなくなることもありました。
そしてこのメンタルのせいで、前期に引き続き大学に行けなかったり、課題に取り組めなくなったりしてしまいました。

さすがにこれはまずいと思ったのと、相談する人みんなに「1度診てもらった方がいい」と言われたのもあって、メンタルクリニックを受診しました。
その結果、「双極性障害(躁うつ病)」と診断されました。

なぜ双極性障害だったのかというと、上記の症状はしっかりとしたうつ病の症状なのに加えて、異様に明るくなる時があるからです。

私は人前に出ると辛い時でも普段と変わらず振る舞えてしまうし、明るい状態にある時はテンションが上がりすぎてしまい、思い立って飲みに出かけたりオールをしたり、夜通し色々考えたりと驚くくらい元気になってしまいます。
そして楽しいことがあるとその反動で、また憂鬱な気分になって、涙を流してしまうことがあります。


この気持ちのアップダウンがあまりにも激しすぎるものが、双極性障害なのだそうです。



診断を下される瞬間は、あまりにもあっさりしていて拍子抜けしました。
病室に案内されて今の症状やいくつかの質問を聞かれ、ざっくり答たら、すぐに「双極性障害ですね」と伝えられました。
問診票に、今までの症状やその原因となる出来事を予め書いていたとはいえ、あまりの質問数の少なさに驚きました。精神疾患の診断は、もう少し原因や症状をこまーかく聞かれるものだと思っていました。

いや、もしかしたらそんなに質問をしなくていいほど、わかりやすく病気になってたのかも知れません。
でも案外、この思考パターンに長く浸かっていると「実はみんな同じ様に思ってるんじゃないか」と考えてしまうものです。精神疾患は、緩やかに、本人にはわかりにくく進行していくのだなと思いました。


そんなこんなでお薬を貰いました。
気分が高まりすぎる時はそれを押えて、気分が落ち込む時は希死念慮や不安感を無くしてくれるものだそうです。
要は、2つの感情のちょうどいい所に気持ちを持っていってくれます。



このお薬で、果たしてどこまで気持ちが楽になるのか。
ちなみに今日から飲みましたが、飲んで6時間近くたった今は、普段は死にたくなるくらいの嫌なことを思い出しても「死にたい」と思わなくなりました。涙も出てこなくなりました。

この調子で、辛いうつ状態がなくなっていくのですかね。
経過観察が少し楽しみです。

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