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介護職「朝がつらい」への対策

朝、起きたら何となく仕事に行きたくない…

 皆さん、朝、仕事に行きたくない心理状態って、誰しも経験したことがあるかもしれませんね。
我々介護職のように、日々様々な感情や負担を抱えながら仕事をする感情労働職の場合、朝のモチベーションが低下することは少なくありません。

今日はこんな状態「朝、仕事に行く前がつらい。」
を考えていきましょう!

絶望介護職zekkaiです。
このチャンネルは介護職、医療福祉援助職など感情労働職の皆さんのQOLの 向上を目指し、心理学、ストレスケアの観点から共に学んでいこうというチャンネルです。絶望介護職チャンネル、今日もよろしくお願いします。

「朝、仕事に行く前がつらい。」

これにはいくつかの要因が影響しています。
①まず、ストレスや負担が日常的に積み重なると、朝の仕事への意欲が低下しやすくなります。この場合、自己ケアやストレス管理が重要です。体と心の健康を守りながら、日々の仕事に立ち向かう準備を整えましょう。

②また、バーンアウト(燃え尽き症候群)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは、長期間にわたって高いストレスに晒されることで、仕事へのモチベーションを喪失する状態を指します。バーンアウトを予防するためには、適切な休息とメンタルヘルスの対策を立てる。サポートを受けることが必要です。

③さらに、職場の環境や人間関係も朝の仕事への意欲に影響を与えることがあります。職場でのコミュニケーションや労働環境に問題がある場合、それを改善するためのステップを踏むことが大切です。

④自分の使命感や、仕事の意義を見失わないようにすることも大切です。介護職は、非常に社会的に重要で価値のある仕事であり、利用者や患者に対する貢献を意識することが、朝の仕事へのモチベーションを高めるのに役立ちます。

要するに、朝仕事に行きたくない心理状態は誰にでも起こりうるものであり、それらに対処するためには
自己ケア
ストレス管理
職場環境の改善
など、さまざまなアプローチがあります。
自分の心と体を大切にし、前向きな姿勢で仕事に臨むことが大切です。

自分の心と体を大切にし、前向きな姿勢で朝の仕事に臨むためには、次のアプローチを試すことが役立つでしょう。

朝のルーチンの確立

 朝に行う、一貫したルーチンを確立しましょう。これには、適切な睡眠、栄養の摂取、運動、ストレッチ、リラックスの時間などが含まれます。健康的な生活習慣を整えることで、体と心の調子を整えることができます。

朝のルーチンを確立することで、朝の仕事に向かう前に心と体を整え、一日の始まりに前向きな姿勢を保つことができるでしょう。
朝のルーチンを確立することは、一日のスタートを良くし、体と心の調子を整えるのに役立ちます。

健康的な朝のルーチンを整えるための詳細を説明します。

  1. 早起き 早朝に起きることは、静かな時間を過ごし、自分の時間を確保する絶好の機会です。朝日を浴びることや鳥のさえずりを聞くことが、リラックスやモチベーションを高めるのに役立ちます。スマホやパソコン、タブレットで、そういった動画を見たり、流したりするのもよいでしょう。

  2. 適切な睡眠 健康的な朝のルーチンを確立するには、前夜に適切な睡眠を確保することが不可欠です。成人には通常、7時間から9時間の睡眠が推奨されています。規則的な睡眠時間を設定し、質の高い睡眠を得るための環境を整えましょう。介護職では、勤務時間にバラつきがあり、そのようにいかない為、どうしたらよいのか。みなさんはどうしていますか?コメントなどにお寄せください。

  3. 水分摂取 起床後、まずは水を摂ることが重要です。夜中に水分不足になっている場合が多いため、水分補給は体の新陳代謝を活性化し、目覚めを良くします。

  4. 栄養摂取 朝食は大切な食事です。栄養バランスの取れた朝食を摂りましょう。たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含む食事がおすすめです。

  5. 運動とストレッチ 朝の運動やストレッチは、血液の循環を促進し、筋肉と関節を活性化させます。ウォーキング、ヨガ、ストレッチルーチンなど、体を覚醒させる活動を取り入れましょう。

  6. リラックスの時間 朝に瞑想や深呼吸を行うことで、ストレスを軽減し、心を落ち着かせることができます。静かな環境で数分間自分自身と向き合う時間を持ちましょう。

  7. 目標設定 朝に自分の一日の目標や、優先事項を確認しましょう。これにより一日の進行を計画し、仕事や個人的な目標に集中できるようになります。ただしネガティブな思考をしないよう気を付ける必要があります。例えば、「今日仕事という任務をこなせば〇万円の稼ぎになる」などゲーム感覚で考えるとよいでしょう。また、仕事の後、どんな楽しみがあるか?どんな楽しいことをするか、ささやかな事でよいので一日を乗り越える目標とするとよいでしょう。

  8. 服装を整える。服装を整え、外見を気に入るようにしましょう。外見の整理は、自信を高め、自分自身にポジティブな影響を及ぼします。


「朝、仕事に行く前がつらい。」への、突破術。


避けるべき行動

①朝起きたら、ネット、SNSをはじめニュースや、メディアのネガティブな情報を避けましょう。
なぜなら、それらの情報で、一日がネガティブな傾向に向かってしまう脳に、なりやすいといわれています。メディアを人の不安や好奇心を煽り、視聴率を得るため過激な放送をする傾向があるので要注意です。
 それらを踏まえニュースは、昼や夕に見るとよいでしょう。

②起床後、コーヒーを飲むのを控える。意外と思われるかもしれませんが、
 特に、寝不足の朝、起床後に、コーヒー(カフェイン)を摂ると体を整える機能が乱れ、また、活性酸素が増えてしまうと言われています。
起床後、1時間ほど経過してから飲むならよいとのデータがあるそうです。

③二度寝をする。
 特に、休日にやりがちな二度寝。朝起きてから、30分で活動のエネルギーとなる、コルチゾールが活発になるのです。日光など光を浴びると、さらに活発になりやすいのです。
朝目覚めたら、とりあえずカーテンを開け、起きる。
眠い場合は、30分程度の昼寝をするなどに置き換えるほうがよいでしょう。

朝起きたらやるべき事

①ベッドメイキングをすぐ行う。

 朝起きてすぐ、ベッドメイキングをすることで、幸福感が上がりやすくなり、自己コントローール能力が向上し、仕事への満足度、収入が上がる傾向があったそうです。
逆に、ベッドメイキングをしない人は、幸福度が低く、不幸感が強い、仕事や生活に、ネガティブ感が強くなる傾向があったそうです。
つまり、ベッドメイキングは、起床後、一日の始まりの達成感に繋がることとなり、一日に影響していくという事が考えられるのです。


朝スッキリ起きれない人(頭痛がある人)

朝の目覚めの悪さ、スッキリしないなど、頭痛の原因は、「不安感」が大きいと考えられています。
鬱や、不安に対するリスクが高い、もしくは、可能性が高い状態であるそうです。
不安への対策をする。
 効果の出やすい方法としては、寝る前に不安な気持ちを日記やスマホのスケジュールでも、何でもよいので、不安や、ネガティブな感情を15分くらい、紙に書き出してみます。紙に書き出すことで、気持ちを出すことができ、よい睡眠をとりやすくなり、朝の目覚めにも影響するそうです。
のちに、日記やスマホのスケジュール帳に書いたものを、1年後などに見返したとき、こんな小さなことで悩んでいたんだと振り返ることもでき、自信を持てるようになり、のちの成長感に繋がるのです。

起床後はポジティブな予想を立てよう。

朝、起きたら、一日のネガティブな予想を立てない。
ポジティブな感情を得る環境を積極的に作り出す工夫が必要です。
ニュースや、占いを見ない。
対策として、ベッドメイキングから始め、瞑想、深呼吸、ストレッチ、散歩、
好きな音楽を聴く、など、自分に合ったリラックスする行動を選ぶことが、「朝、仕事に行く前がつらい。」から脱却するヒントとなります。

まずはベッドメイキングから、始めてみませんか?

いかがでしたか?
本日も、ご覧いただき、ありがとうございました。


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