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勉強しよう!

普通、人が何かを考えるとき、自分が何を考えているのかを知りません。何故なら、何かを考えるということは、「その」考えに支配されている状態に過ぎないからです。我々が「本当に」考えるということは、シュタイナーに言わせれば、「我々はある概念の内容を、純粋な直観によって、理念(アイデア)の世界から借定する。」(Wir bestimmen den Inhalt eines Begriffes durch reine Intuition aus der ideellen Sphäre heraus.)ということになります。誰もまだ考えたりしたことがない発明や発見の場合が典型的ですが、別に日常生活でも、自分が考えたことに驚いたり、泣けてきたりすることがあるでしょう。しかし、そのためには、自分を「無」にすることで、脳に「空の」空間を作る必要があります。そこにアイデアが入ってくるわけです。どうでもよい考えで一杯の脳みそには何も入ってくることはできません。しかし、アイデアが入ってくるかどうかは、アイデアの勝手なので、我々にできることといえば、そのアイデアが入ってきやすいような「容器」になる、ということだけです。それが「勉強」というものでしょう(^^)v

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