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いつも空を見上げていてほしい

「大変遅くなりましたが、出来上がりました。」

以前の職場で出会った方から、私が心待ちにしていた曼荼羅が出来上がりましたと、連絡をいただいた。

私がその方のホロスコープを、全くの素人ながらも鑑定させていただいたそのお礼にと、点描(点だけで描く)という手法で、とても長い時間をかけて書いて下さった。


曼荼羅

初めて見た瞬間、想像を超える感動に包まれた。そして、紫の花びらがすぐ目に飛び込んできて、以前クリスタルボウルを習っていた先生に「オーラが紫ですね」と言われた偶然が蘇った。しばらく茫然と眺めていたら、とても神聖で、優しく、安らかな気持ちが全身に流れ込んできた。

また私は昔からピンクが大好きで、よくピンク系の服を職場でも着ていたのだけれど、そこもよく覚えていて下さって、ピンクも混ぜて下さった。

「こんなに素晴らしい作品を書いて下さるなんて本当に感謝です」と心からお礼を言い、もう一度彼女のホロスコープをよく読ませていただいたら、前世でしっかりと徳を積まれてきていて、とても霊格が高い方だと分かった。

確かに、私が以前の職場でお会いした時、彼女は誰に見られることもなく朝、お一人でトイレ掃除をされていた。

その時、私も見習わないとと思ったことを思い出した。

そして一緒にお話していくと、とても幼少期に苦労をされてきて、自分と似たようなトラウマを抱えていらっしゃったことも分かり、お話を聞きながら時々泣きそうにもなったけれど、彼女の心がしっかりと癒されて、魂が望む道に進まれますようにと願ってお別れをした。

帰りの車の中で、隣の助手席に座っていた「曼荼羅」さんは、「あなたのもとに行くのを待っていました」と伝えてきてくれた。本当にただ見ているだけで幸せな気持ちになったので、母にも幸せを分けてあげたくなり、その後チワワを連れて実家に向かった。

母も見るなり、「すごいね!すごい」と喜んでいた。

そして母は、

ゆっくりと、

最近起こった出来事について話し始めた。すると今、母にとても人生の大きな変化が起きていたことが分かった。

以前書いた「73歳の母と84歳のおじいさんの優しい出会い」というタイトルのマガジン内で恋は終わったと思っていたのだけれど、実はその続きがあって、

母はまた、偶然にも

おじいさんに再会していた

おじいさんは、出会ったときから一つ年を取られ、84歳になっていた。

ただ、母の方に様々な感情の揺れがあり、母はおじいさんと向き合うことをためらっているようだった。

私は、「起きていることはすべて必然で避けられないことで、まだそこから学ぶことがあって再会したんだと思う。だから、おじいさんと再び関わることでお互いの魂が成長してその結果、二人の本質が深く癒されていくと信じて、楽しみながら流れに身を任せてしまおうよ」

と提案した。

母は、「そうだね」

とポツリと言った



そして同時に、

私自身にも大きな変化が起こっていた。


ほんの少しだけお付き合いして別れた後、6年以上お友達として年に1、2回程度だけ会っていた元彼から

突然プロポーズをされた。

彼は、家庭を持つことにずっと抵抗があったので、結婚しないでいた。

でもその彼が覚悟を決めてくれた。将来のこととか、バツイチの私のことも考慮してくれて色々と提案してくれた。

私はその話をしている彼の波動が前とは全然違ってきているのを感じた。男らしくて、前進力に溢れていた。

そのとき、変な話だけれど

「ああ、私の役割はこれでもう終わったのかな」とも感じた。もうこの域まで成長した彼なら、もっと別の素敵な人と結婚できると。

彼は、家庭を持つことに苦手意識を持ちながらも

子供を、すごく長い間欲しがっていた。

私では出産は年齢的に無理だけれど、今の成長した彼なら、子供を産んでもらえてなおかつ理想的な方と出会えると思う。

なぜなら人は、その時のお互いの精神レベルがつり合った人としか引き合わないから。今なら成長した彼にピッタリな運命の女性と出会えるはず。

私が彼の幸せを一番に願うのなら、結婚はできない


私は彼に


「子供を持つ夢」を


私のために封印してほしくない


彼は、夢だった子供を持つことで、もっともっと生まれ変わるくらいのレベルで大きく成長できると思う

人は

「本当にその人のためになることを成した」

時にだけ、魂が成長する。

かわいそうだからと甘やかしたり、優しくしたり、相手の成長を妨げてしまうような自己犠牲的思いやり、そして

エゴから来る相手への執着からは

愛は生まれない

そしてそのようなことをすると、業(カルマ)を積んでしまう

わたしが彼の幸せを本当に願い、気持ちに流されずに最善を決断できる自分になることで、お互いに自由になり成長できる

心は少し苦しいけれど、成長した彼を自由にさせてあげられる自分にならないとと思う

でも多分私にまだ執着が残っていたから、成長を促されてきっと今の出来事が起きた


本来愛は執着で縛るものではなく、


自由であり、優しさで繋がるもの

私にはそれが足りなかった

だから、試される出来事が起きた

改めて、まだ誰かを幸せにしてあげられる自分ではないと未熟さを感じた


こうやって、


何度でも何度でも、光の差す方向へ向かって、


自分を成長させてくれるための


現実は 続いていく


それに感謝して、内なる自分を高めていこう


でも一緒にいたとき、穏やかな幸せを感じたのは本当です

ただ私は、これからも愛をテーマに大きく成長していかないと

まだまだダメみたい

母とはやっと分かり合えたけれど

父、精神病の弟、周囲の人々


愛を学ぶ場所はたくさんあって

私は誰かの幸せを願うために 生まれてきたのに


今のままだと 周りの人の


成長を祈って行動できていない


だからもっと


日々出会う人たちの 魂の成長を願って


一瞬一瞬を大切に


わたしからまず


心からの愛を生きないと


なぜなら

長くお友達として関わってくれた元彼や


周囲の大切な人たちに


魂が望む 心からの願いを生きてもらい


世界はこんなにも美しい場所だった と


目の前に広がる 青空を 


いつも 幸せそうに


どこかの場所で わたしと


見上げていてほしいから









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