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世界平和は、インナーチャイルドを皆が癒すことで生まれる

前回のブログでお話した私の家族問題は、とてもヘビーなので誰にも言えずこの年まで生きてきた。

ただ、自分のインナーチャイルドを癒すため、もう開放してもいいのではないかという気になった。

弟が生まれたとき、母は「初めて抱いた瞬間、自分の子という気がしなかった。」と、私が30を過ぎたころに告白してきた。その日はたくさん子どもが産まれたので病院がてんてこまいだったらしい。それにしてもそんなことがほんとに起こり得るのだろうか?いくら昔と言っても‥。

今は産まれた後赤ちゃんの足にちゃんと、名札がついている。

弟は、小さい頃から確かに誰にも似てなくて、両親はどちらも身長が低いけれど、177センチある。

母は、弟をとても過保護に育てた。わたしのことなんて、完全に目に入ってなかった。寝る前には「おやすみのチュ」の儀式を小3くらいまで行い、「この子を守る!」という意識を、弟が40過ぎた今もしっかり持っている。

そんな弟は、精神病を患い、母に頼るだけの人生をこれまで送った。今は、ようやくほぼ完治したのだが、母に頼る生き方は、続行している。

それ以外の生き方が分からないからだ。

私は西洋占星術をかじり始めたので、弟のドラゴンヘッド(今世の使命)のサビアンを調べてみた。

すると、「自立の援助が必要な人たちを助けることによって、自分自身も自立する」

というシンボル度数だった。

私は、「青年海外協力隊にでも入って、海外の恵まれない子どもたちを救ったらどうか?」と考えた。

まあそれは、このコロナ下ではなかなか難しいと思っていた矢先、父が、重い介護が必要な病気を3つ患った。

父は、わたしが幼い頃からほとんど家にいなかった。外で女性を囲っていたからだ。よく「長らくのご利用ありがとうございました。」というマンションからのお知らせが家に届いたりすることは普通だった。

わたしは父を憎んでいた。だから病気になってもかわいそうという気すら起きない。父は、自分のしたことを棚に上げ、さんざん迷惑をかけた母を召使いのように使う毎日。父を憎んでいる母も軽いうつ状態になってしまった。

しかし、弟だけは違った。父をお風呂に入れ、ヒゲをそり、トイレにも付き添い、ありとあらゆる介護をしている。(なんと、自分の今世の使命通りに半分くらいは生きているではないか‥)

わたしは、心が狭い自分をとても恥じた。わたしは、父にも母にも愛されなかったインナーチャイルド(子どもの頃のトラウマ)を今だに引きずっている‥。わたしは、弟より心が弱いのだろうか。弟も相当辛い思いをしているのに。

体が弱くて虚弱体質だと思っていた弟は、今は毎日体操している。ほんとは元気に外に出たいのではないか‥

しかし実は、、


「母のインナーチャイルド」こそ、この家族の中で一番癒しが必要だったのだ‥母も相当辛い子ども時代を送っていた‥

なので、自分の都合でいつまでも弟を開放してあげられない「母」がいた‥。


「因果応報」


この言葉は、うちの家族のために生まれた言葉なのではないかと思う。


この弟と母の関係は、前世からのカルマだとつくづく見ていて思う。ここからこの二人は何を学ぶべきなのか。

本当にインナーチャイルドとは、やっかいなものである。

わたしは自分で自分を癒すためもあり、インナーチャイルドを癒す動画を作った。インナーチャイルドを癒そうと思ったときは、自分で癒そうと思う。

世の中のすべての人々のインナーチャイルドが癒されれば、みんながありのままの自分で自分を愛して生きていけるから、自分の使命にも早く気付いて、人と争うことなく自分の好きなことをして人を幸せにしていこう!という、最も魂が望む生き方ができるのではないか。

そうなれば、「人の上に立ちたい」「人を蹴落としたい」などといった野望も生まれず、それよりも魂が求める好きなことをすることで、横のつながりを重視し、みんなが仲良く暮らせる世界が実現するのではないか。

現在、人間が犯している愚かさ、戦争を通して、世界は「自分」という存在の尊さを知ることになるのだろう。

インナーチャイルドを癒す大切さを伝える仕事をすること、これは

ドラゴンヘッド4ハウスのわたしの使命のひとつ。

こうしてブログを書いたことで、気づいた。


 

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